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今週の朝礼に使える小ネタ集 第7回

2018.12.21

スタッフの多くが集まる朝礼やミーティングって、とても大切ですよね。

d.Styleでは、組織教育や文化形成に朝礼に役立ちそうな小ネタを収集して、解説したものをお届けします。
日々の診療のちょっとしたアクセントとして、有効活用いただけると嬉しいです。

【医科・歯科界】治療方針や画像などを患者とシェアできる歯科医院向けシステム「メディカルBOX」



この記事では、ストランザ社が発表した日本初のサービス「メディカルBOX」について解説しています。

内容としては、医療情報(撮影画像および、動画や同意書)や書類などのデータを患者ごとにクラウドで一括管理できる、というサービスです。


この記事のポイント

情報のオープン化というのは、今の世の中のテーマと言っても過言ではないかもしれません。
その中で医療は非常に機微な情報を取り扱っているので簡単には進みませんが、それでも少しずつ前に進んでいくのでしょう。

東日本大震災を機に医療情報のクラウド化(インターネット上での情報共有)の流れが加速していますよね。

改めてクラウドシステム導入のメリットとしては
 ● 情報整理が楽になる
 ● 情報の共有がスムーズ
 ● 管理の効率化

デメリットとしては
 ● 導入費用が高額(診療所では数百万)
 ● ネットワークのダウンや停電時に使えない
 ● ハッキングリスク

というところでしょうか。

しかし人手不足の背景から、生産性向上(業務の効率化、コア業務に集中)の流れがあり、そのためにクラウド化は進んでいくと考えます。

今回のストランザ社の試みも、どのように広まっていくか楽しみですね。


【ビジネス界】ローソン銀行が「銀行冬の時代」にセブンの後発で参入する理由

引用元:ダイヤモンドオンライン『ローソン銀行が「銀行冬の時代」にセブンの後発で参入する理由』


この記事では、「銀行」という業態に対して決して追い風ではないこの時代に銀行業に参入したローソン銀行の意図と勝算について考察されています。

流通系企業の銀行業参入は、セブン銀行、イオン銀行に次いで3社目。


この記事のポイント

今回の記事で述べられていることは以下の2点です。

 ① 後発ながらローソンが銀行業(ATM設置)を行うことは自然な流れ
我々消費者にとっては、「セブン銀行のローソン版」と考えて何ら問題はなさそうです。それぐらい、セブン銀行が広めたコンビニATMという文化は広まっていますよね。単純にATM手数料が無料だったり、Pontaが貯まったりするのは嬉しいし便利ですね。

ローソンにとっても、全国に13,000も店舗がありますので、全く同じモデルだったとしても十分売り上げや利益に貢献するレベルとのこと。ならもっと早く始めればよかったのにと思うのは私だけでしょうか。

 ② キャッシュレス決済のメリットとデメリット
以前の朝礼コラム(横浜市がLINEペイを導入)でも書かせていただきましたが、決済のキャッシュレス化は今の日本の大きなテーマのように思われます。

銀行側は、現金取り扱いの業務効率アップが見込めるメリットがある一方、現金との二重管理や災害時に使えない懸念をどう乗り越えて進めていくのかが注目とのことでした。




いかがでしたか?来週もお楽しみに!


今週の朝礼に使える小ネタ集