2018.04.27

経験のある歯科助手さんの存在は歯科医院にとってとっても大切なことです。

近年、歯科助手さんの同僚である歯科衛生士さんが予防処置や口腔ケアなどの領域において今まで以上に力を発揮することが求められるようになってきています。そこにおいて歯科医院の縁の下の力持ちである歯科助手さんの役割がますます大切なものとなってきます。


歯科助手サミット



歯科医療における歯科助手の大切さ・仕事のやりがい・歯科助手だからできる仕事の幅の広さについて真剣に考え、1997年から日本プロアシスタントスクールを開校し、歯科助手向けの教育を提供し続けているのが澤泉仲美子氏です。

歯科助手のミッションは「歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・患者さんに最高のステージを提供すること」
このミッションを大切に思う澤泉氏は、歯科助手同士でつながり高め合うことの大切さに目を向け、歯科助手による歯科助手のためのシンポジウム「歯科助手サミット」を主宰しています。


2012年に始まった歯科助手サミットもすでに17回を超え、述べ2500人以上が参加しており、小さな取り組みの枠を越えています。

こちらは、歯科助手サミットのレポートです!


歯科助手に夢とやりがいを! 

澤泉氏は、日本全国で歯科助手サミットを開催しています。

澤泉氏による歯科助手サミットの主旨の説明に始まり、全国で活躍している歯科助手によるスピーチが行われました。


院長の求めることはなんだろう?組織の中で自分が果たすべく役割はなんだろう?どうしたら、もっとみんながしあわせで笑顔でいられるだろう・・・

様々な迷いを抱えながも道のりを経て今は夢を持って仕事に取り組んでいる歯科助手による、仕事を通じた日々の思いや願いを共有するスピーチには、会場からの惜しみない拍手がありました。


その後も、この1年間で学んだことについて7名の歯科助手によるプレゼンテーション、ベストセラー作家で歯科医師の井上裕之先生による特別公演などが行われ、“歯科助手の可能性”や“伝える”ことについて語られました。

大会のラストを飾るのは、澤泉氏による大会テーマ「伝える」をタイトルとした講演です。


歯科医院のコミュニケーターである歯科助手にとって、最も大切なこと。
伝えるとは決め球を決めることではなく勝ち負けを競う事でもない。相手がキャッチしたくなるような拾いたくなるような魅力的な球にすること。そこには思いが大切です。自分の想いと相手の想い。その想いを重ねることです。
言葉の表層的な技術よりも根っこの繋がりが大事です。私たちの人としての成長を下に下に裾野を広げていくこと。


私たち、歯科助手から手を伸ばそう。そう歯科助手からやっていきましょう。
院長や患者さんの笑顔を守りたい!歯科助手として幸せになりたい!
そんな、まっすぐな気持ちで頑張ってる歯科助手。彼女たちの姿をみて、また感動して頑張れる歯科助手。


正式な資格はない。でも資格がないからこそ治療以外のマネージメント、マーケティング、リーダーシップで活躍できる。いえ、それらを担うミッションがあるのが歯科助手です。
私は歯科助手サミットを継続しつづけ継承していきたいと思っています。」



歯科助手は、歯科医療において大切な役割を担っています。歯科助手の離職率を下げ、人材として維持し、15年後、20年後の歯科医療を守っていくには、その雇用主である歯科医師自身もまた変わっていかなければならないのかもしれません。


講師 澤泉仲美子先生