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矯正歯科におけるコミュニケーション 第1回 矯正歯科必須のコミュニケーション力について

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2018.04.04

この度、矯正歯科におけるコミュニケーション講座を第6回にわたりお伝えさせて頂く事になりましたClear Smile Academyの松岡登志子と申します。

私がまず初めにお伝えしたいことは、これまでの自身の接客業とコンサルティング業の経験から、どのような業種でも基盤になるものは人と人との関わりだということです。

そして、その人との関わりを円滑に行なう為に重要なことは、効果的な会話と良い印象を相手に与える為のスキルです。ひとことで言いかえれば、コミュニケーション力を高めることといえます。

このコミュニケーション力によって、この先の仕事のみならず人生における成果が大きく変わってくると私は信じてやみません。

矯正歯科におけるコミュニケーション 第1回 矯正歯科必須のコミュニケーション力について


矯正歯科治療においては、患者様とのお付き合いが長くなります。また矯正治療の特性として、患者様に治療の為の多くの協力をしていただかなければなりません。

月1~2回の来院頻度で、その時の患者様の表情やお話を鑑み、そのひとりひとりの患者様のペースや理解度に合わせて正確な情報を伝えること、

そして患者様が望む綺麗な歯並びを目指して、一歩一歩適切な階段を上っていく為の声掛けや意識づけをしていくことがとても重要なので、そこにはドクターとスタッフのコミュニケーション力が必須なのです。

さて、皆様はコミュニケーションと言う言葉をお聞きになって何を連想されますか? 

辞書には「社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと」と書いてあります。

昨今のデジタル化やSNSの目覚ましい普及によって、ここ数年でコミュニケーションは大きく形を変えました。

絶えず誰かが何かを発信し、それに対して誰かが反応をしてというようなコミュニケーションの世界に多くの時間浸っている方が増えているような気がします。

そのため人と人がアイコンタクトで話し、お互いの気持ちを分かち合うことが急激に減ってきています。

相手に伝えたいことを声にだしてではなく、またはアイコンタクトで伝えるのでもなく、SNSなどの文章や絵文字で行うことに慣れてしまったことで、知らず知らずのうちに本来のコミュニケーション力が低下しています。

デジタル化やSNSの目覚ましい普及によって変化したコミュニケーション


患者様とのコミュニケーションは、本来のFACE TO FACEのコミュニケーションです。

まず新しい患者様がいらした時、聞き上手は話し上手と言われますように、患者様の話を聞こうと思います。

たとえば、
この前歯の隙間が気になるんです。
と患者様が言われたとします。

それに対していきなり矯正治療のことだけを返してしまうと、患者様は、“私の言ったことが伝わってないのではないか”と不安になってしまいます。
そうなのですね、そのように一度気になってしまうと毎日鏡で前歯を見てしまいますよね。
などと、まず患者様の気持ちを受け止め、同調することが大切です。

ただ聞けば良いというわけではなく、ちゃんと聞いていますと患者様に伝える為には、言葉が必要です。
それをどのように伝えていくか、患者様の心理を読みつつ、考えてお話していかないとなりません。

患者様とお話する適切な位置を確保し、アイコンタクトをとりながら、その患者様が今どのようなお気持ちかを察しながらお話をすすめていくことで、自身ことをこのクリニックの人々はきちんと考えてくれていると思うことができ、患者様は安心して治療を進めることができます。

患者様とのコミュニケーションはFACE TO FACE

人は人との心のふれあいを感じることで、生きる喜びを感じられると私は思っております。
治療期間の長い矯正治療を提供する歯科医院は、診療を通じて患者様との強い信頼関係を築いて行くことの出来る素晴らしいお仕事です。

多くの患者様のドラマを体感しつつ、患者様自身が美しい笑顔になることのお手伝いができる強いサポーター役、患者様にとってなくてはならない存在です。

私はこの6回の連載で、具体的な初診相談時のコミュニケーション方法から治療中の声掛けやサポートの仕方など、それぞれの場面に絞ってそのポイントをお伝えしたいと思っております。
皆様のコミュニケーション力向上のヒントに少しでもお役にたてたら幸いです。

どうぞよろしくお願い致します。

この記事を書いた人
松岡 登志子 | コミュニケーションコンサルタント

自身の患者としてのインビザライン矯正治療と接客業とコンサルティング業で得られた経験から、患者といかに深いラポールを構築するかが歯科医院にとってとても重要なテーマとなると考え、コミュニケーションの大切さを伝えている。WHITE CROSS『医療人紹介』ページへ



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