2018.04.04

こんにちは。株式会社Tomorrow Link の濱田智恵子です。歯科衛生士として臨床の現場に立つ傍で、歯科衛生士さんやスタッフさん向けの人材育成をしています。

[目次]

1.歯科衛生士の業務と役割
2.歯科衛生士の予防とは

3.予防歯科の導入例



1.歯科衛生士の業務と役割

2大疾患と言われているう蝕と歯周病はどちらも細菌による感染症で、その細菌についてもすこしづつ解明されてきています。

そのため歯科医院で行う内容も、虫歯や歯周病に対するキュア(治療)という時代から、生活習慣を含めた予防いう意味でのケア(手入れ、メンテナンス等)という時代に変わってきています。

そのうち歯科衛生士の仕事としては、歯科予防処置・歯科診療の補助・歯科保健指導という3つが“業務”として当てはまりますが、歯科衛生士としての“役割”とはなんでしょうか?

ご存知の通り歯科衛生士の活躍の範囲はどんどん広がり、定期検診や歯周処置だけではなく、予防・高齢化社会・ホワイトニングなどまで様々ありますよね。

つまり、私たち歯科衛生士は患者さんのCURE&CAREに携わり、実際に口腔内に触れてアドバイスをすることで「患者さんの健康の架け橋になれる!」のが私たちの歯科衛生士としての“役割”なのではないでしょうか。


2.歯科衛生士の予防とは

その中で歯科衛生士だからできるケア(予防)とはなんでしょうか。患者さんは一体、“何が” 健康でいたいのでしょうか?



健康寿命という言葉を聞いたことがありますか?

健康寿命とは、日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のことで、平均寿命から介護が必要な年数を引いた年数で計算される数値で、2000年にWHOがこの言葉を公表しました。

現在の日本の健康寿命は男性が71.19歳、女性では74.21歳、(厚生労働省平成25年 健康日本21)、平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳(厚生労働省 平成28年 簡易生命表)ですので、男性では約9歳、女性では約13歳の差があることがわかります。

この数値は平均値ですが、この差はつまり介護が必要な期間とも言えますね。

そこで、私たち歯科衛生士の出番です。
歯科衛生士は“業務”を行うことで患者さんの健康寿命と平均寿命を近づけられる“役割”を担っています。

さらには歯周治療やメンテナンスを通じて、来院した患者さんだけではなくその先につながる家族の人たちの健康までサポートできる、素晴らしい仕事ですよね!

予防歯科のミッションは、口腔衛生活動を通じて、患者さんや周囲の方々の予防の知識を高めて豊かな人生を送ってもらうことですから、そのために技術も高めていきたいですね。


3.予防歯科の導入例



予防歯科を導入している歯科医院のアポイント表です。

最近では歯科衛生士専用の枠をとって、歯科衛生士が中心となって一人の患者さんをみるクリニックが非常に多くなってきています。

また、院内で歯科衛生士の研修やセミナー参加などの勉強をさせてもらえるクリニックもあります。予防管理型の歯科医院によっては専用のケアルームもありますよ。

ぜひ、ご自身の力を発揮できる環境で働いてみてはいかがですか?歯科衛生士として、がんばっていきましょうね!


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