離職者は14万人とも。歯科衛生士が就業していない理由

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離職者は14万人とも。歯科衛生士が就業していない理由
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2018.04.02

歯科衛生士の資格を持ちながら、未就業もしくは歯科から離れている人が約14万人いるといわれています。

国家資格を取得し、求人数も多い環境の中でなぜ未就業者がいるのでしょうか。今回は再就職の障害となっている点をまとめました。


[目次]

歯科衛生士が現在就業していない理由
歯科衛生士が再就職しない理由



歯科衛生士が現在就業していない理由

平成27年に発表の日本歯科衛生士会 歯科衛生士の勤務実態調査によると、非就業の理由として全体の20.6%が「出産・育児」を理由に退職しており、30歳代前半に限定すると70%が「出産・育児」を理由に退職しています。
(参照:第8回 歯科衛生士の勤務実態調査報告書-公益社団法人 日本歯科衛生士会

非就業の理由 歯科衛生士の勤務実態調査
非就業の理由(歯科衛生士の勤務実態調査を元にdStyleが編集)


歯科衛生士が再就職しない理由

同じ調査結果によると、非就業者の再就職の意向では「すぐにでも再就職したい」「条件が合えば再就職したい」の合計が47.6%です。

では、再就職する際に障害となっているのはどのような点なのでしょう。

再就職する際の障害 歯科衛生士の勤務実態調査
再就職する際の障害(歯科衛生士の勤務実態調査を元にdStyleが編集)

歯科衛生士の勤務実態調査によると、再就職の障害は「勤務時間」と「自分のスキル」が50%を超える結果です。

「勤務時間」は時短勤務や午前のみ、土日休みなどの柔軟な働き方を歯科医院側が用意することで解消が可能と思われます。

しかし、これは一定数の職員が働く中規模以上の歯科医院でないと難しいでしょう。

医院にとっては柔軟な働き方を用意することはコストになりますが、逆に言えばそのコストを払ってでも人材の採用・維持に取り組んでいる医院といえます。

少しずつそういったことに力を入れる医院も増えていますが、やはり応募者が多くなる傾向がありますので、見つけた際は早めに応募した方がよいでしょう。

「自分のスキル」については、再就職に向けた研修プログラムが必要です。

歯科医院でそれらのプログラムを企画することは現実的に難しいため、復職支援講習会を都道府県の歯科医師会や厚生労働省、大学病院が中心となって実施するケースが増えてきています。

再就職にあたって、実務から離れてスキルへの不安がある方は、復職支援への参加を検討してみてはいかがでしょうか。

歯科衛生士不足は歯科医療全体の大きな課題となります。
さらに言うと、お口の健康が全身の健康に大きく影響することが明らかになった今、歯科衛生の担い手が不足していることは日本全体の課題となります。
(参照:歯科衛生士に追い風!歯科検診・口腔ケアの大切さを国が認める

未就業の歯科衛生士がどうすれば再就職するには何が必要なのか、これば業界全体をあげて取り組むべき大きな課題となっていくと考えられます。

この記事を書いた人
北野 健二 | WHITE CROSS株式会社 人材事業部 部長

大手人材会社にて12年勤務。キャリアアドバイザーやマーケティング、新規事業立ち上げなど人材ビジネスにおける幅広い業務を経験。数千件の転職サポート、採用コンサルティングに従事する。日本の健康を支える歯科医療の社会的意義に強く魅力を感じ、WHITE CROSSへ参画。d.Styleの立ち上げを主導。



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