2018.11.28

休日と休暇のちがいって、ご存じでしょうか?

休日は労働の義務がない日のこと、休暇は労働者から申請して休みにする日のことです。
今回は休暇の中でも一番ポピュラーな、有給休暇について書いていきたいと思います。

[目次]

1.有給休暇についての決まりごと 
2.データで見る、歯科衛生士の有給事情
3.有給以外の休暇について


1.有給休暇についての決まりごと 

前回のコラム(週休2日と完全週休2日の違いを知ってる?歯科医院の休日について)でも出てきましたが、またまた労働基準法です。
それだけ、我々が働く上で大切な法律ということですね。

その労働基準法では、有給休暇について以下のように書かれています。
年次有給休暇とは、使用者が有給で労働者に与えなければならない休暇のことをいいます。(労基法第39条)
労働者が6カ月間継続勤務し、全所定労働日の8割以上出勤した場合は、最低10日の年次有給休暇を与えなければなりません。(労基法第39条1、2項 一部省略)
表:週の勤務日数が5日以上、または労働時間が30時間以上の労働者


2.データで見る、歯科衛生士の有給事情

ではそのような前提の中、歯科衛生士はどのくらい有給を取得できているのでしょうか?
日本歯科衛生士会のデータから見ていきましょう。

有給休暇の有無 ※常勤のみ 平成27年 歯科衛生士の勤務実態調査報告書より抜粋
有給休暇の有無 ※常勤のみ 平成27年 歯科衛生士の勤務実態調査報告書より抜粋


もっとも働いている歯科衛生士の数が多い「歯科診療所」のみ、平均を下回る結果となっています。
しかし、5年前の前回よりも全体的に改善をしており(歯科診療所も3.6%改善)、有給休暇についての意識は全体的に上がっていると言えます。

有給日数について ※常勤のみ 平成27年 歯科衛生士の勤務実態調査報告書より抜粋
有給日数について ※常勤のみ 平成27年 歯科衛生士の勤務実態調査報告書より抜粋

歯科診療所は8〜14日と22日以上に二極化している状況です。平均の取得日数も12.4日と平均を下回っている状況ですので、各院で取得状況に差が出ていると考えられます。選考を進める中で、その都度確認していくことをオススメします。


3.有給以外の休暇について

有給以外の休暇として、特別休暇があります。
特別休暇は、法律によって義務付けられている法定休暇とは違って法律に定めがなく、医院が社員に対する福利厚生として与える休暇のことをいいます。

よくある特別休暇としては、冠婚葬祭時の慶弔休暇や病気休暇、リフレッシュ休暇、ボランティア休暇、永年勤続による休暇、などがあります。

休暇に関しては、制度があるかどうかに加えて平均消化日数など、どのくらい使用されているかも確認した上で判断をしていきましょう。