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インタビュー

訪問歯科で働く魅力 第1回『訪問口腔ケアと歯科衛生士の果たす役割』

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2019.06.05

こんにちは、歯科衛生士の宮本友未です。

私は、訪問歯科に約7年従事した経験を活かし、「一般社団法人エンパシティックライフ」の代表理事として、訪問口腔ケアのできる歯科衛生士の育成を日々行っています。

訪問歯科や口腔ケアを拡充するために、訪問歯科の立ち上げにおいてのコンサルテーション業務や、病院や施設での口腔ケア研修も行っています。

この連載では、今までの経験を通して感じた、歯科衛生士として訪問歯科で働く魅力を、みなさんにお伝えできればと思っています!

筆者が口腔ケアを行う様子
筆者が口腔ケアを行う様子


訪問口腔ケアやリハビリテーションの意義

ご高齢者様や障がい児・者様にとって、日々の口腔ケアをしっかり行うことは、さまざまな病気の予防につながります。

また、「自分の口で食べたい」という、人間として当たり前の本能を支えることにもつながります。

口腔ケアでは、患者様のお顔や身体に触れながら、会話したり歌ったりすると、笑顔をもらえます。これは、気落ちしてしまいがちな介護生活の中で、患者様にとってのひとつの気分転換になり、心のケアの観点からも意義のあることだと感じています。

施設や居宅へ訪問した際は、実際に口腔ケアを行うだけでなく、介護者であるご家族や施設のスタッフ様への口腔ケア指導も併せて行います。

さらに、「最期まで自分の口で食べていただく」ために、口腔リハビリテーションも行います。口腔リハビリテーションでは、口腔機能の回復だけでなく、食べる意欲の促進も図っています。

たとえば、口の筋肉を使って、吹き戻しや紙風船、ストロー、輪ゴムを用いたゲームを行います。このように、遊びを取り入れた口腔レクリエーションで、楽しくトレーニングすることを大切にしています。

吹き戻しを使った口腔レクリエーションの様子
吹き戻しを使った口腔レクリエーションの様子


歯科衛生士として訪問口腔ケアに携わる魅力

訪問先に行くと、患者様やご家族様から「衛生士の○○さん、いつも来てくださって、本当にありがとうございます。」「今度は、いつ来てくれるんですか?」といった温かいお言葉をよく掛けてもらえます。

このとき私は、歯科医院で接するときとはまた違った、より近い距離感で、患者様やご家族様と接していると感じられます。それと同時に、「最晩年のQOLを担っている」という緊張感も感じますが、私はそこに使命感と喜びを感じています。

訪問口腔ケアに携わることは、ご高齢者様の「好きなものを食べたい!」という願いを叶えるために、自分がもつ歯科衛生士としての知識とスキルを最大限に生かすことで、大きなやりがいにつながります。

また、重度の障がい児・者様にとっては、歯科医院に行くこと自体、とてもハードルの高いことです。仮に行けたとしても、思うように治療を受けることができないこともあります。

そのため、訪問口腔ケアは保護者様の安心にも大きくつながり、とても喜んでもらえます。これも大きなやりがいを感じられるひとつのポイントです。

スタッフと打ち合わせする様子
スタッフと打ち合わせする様子

訪問口腔ケアに携わる歯科衛生士さんたちは、必要な知識とスキルを身につけることに余念がありません。私はこういった歯科衛生士さんたちにやりがいを感じてもらえるよう、最大限のサポートをしていきたいと思っています。

訪問歯科や口腔ケアにご興味のある方、ぜひ一緒に学びましょう!
一般社団法人エンパシティックライフ 公式HPへ

次回は、「訪問口腔ケアに従事して見えてきた新しい世界」についてお伝えします♪
この記事を書いた人
宮本 友未 | 歯科衛生士

訪問口腔ケアのできる歯科衛生士の育成、訪問歯科・口腔ケアの拡充、訪問歯科・口腔ケアのスタートアップコンサル、病院・施設での口腔ケア研修を主な業務とする歯科衛生士チーム「一般社団法人エンパシティックライフ」代表理事。5児の母で、多岐に渡り活動展開中。多くの講演、イベント主催、執筆活動、テレビ取材経験あり。



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