2018.04.01

内定をゲットし、一安心…するにはまだ早いです。

退職交渉はやるべきことがたくさんあります。入社まであと半分と考えるくらいでちょうどいいと思ってください。

もう辞めるから…と雑な対応をしてしまうと、現職に迷惑をかけるだけでなく、退職日が決まらず最悪内定取り消しになることも…

そうならないためにも、退職・入社準備の手順をしっかり把握しておきましょう。

[目次]

1.退職の意思表示(入社2ヶ月〜1ヶ月前)
2.退職日の決定、退職届の提出(入社1ヶ月前)
3.引き継ぎ(入社1ヶ月〜2週間前)



1.退職の意思表示(入社2ヶ月〜1ヶ月前)

内定獲得後、上司(院長)や同僚への退職意思の切り出し方にも、いくつか注意すべきポイントがあります。以下の内容をぜひ押さえておきましょう。

 ● 退職意思表示前

 ① 繁忙期を避ける…業務に差し支えのないよう、医院の繁忙期は可能な限り避けましょう。
 ② 意思表示のめどは2ヶ月前…引き継ぎや取引先などを考え、退職希望日までは余裕を持っておきましょう。
 ③ 転職の意思を安易に口にしない…周囲に動揺を与えてしまったり、交渉に悪影響を与えてしまう恐れもあります。注意しましょう。
 ④ まずは直属の上司に…上司より前に周囲が知っていた、となると上司の理解を得づらくなってしまう可能性があります。気を付けましょう。


 ● 退職意思表示時

 ⑤ 現状の不満をあげないこと…退職理由に職場や現状への不満を理由にしないほうがよいです。一身上の都合としておきましょう。
 ⑥ 転職先を明かさない…転職先を明らかにする必要はありません。意思の固さと感謝の気持ちを伝え、理解を得られるよう努めましょう。

退職意思表示時に注意すること



2.退職日の決定、退職届の提出(入社1ヶ月前)

 ● 退職日の決定

民法上は、退職の申し入れ後2週間で雇用関係が解消されることにはなります。
しかし現実的には、考慮すべきポイントが3点あります。これらを踏まえ、円満に進めていけるよう心がけましょう。

 ① 上司と話し合って、お互いが納得できる日を決める。
 ② 仕事の引き継ぎに要する時間や、転職先への入職日などを考えて決める。
 ③ 転職先医院の受け入れ準備にも影響するため、入職日は一度決めたら変更しない。(採用する側にとって、入社日は採用における最重要要素の一つです。)


 ● 退職届の提出

多くの企業や医院の就業規則には、退職時の手続きのひとつとして退職届の提出があります。
医院側のフォーマットや流れがある場合があるので、その有無を確認して進めていきましょう。


3.引き継ぎ(入社1ヶ月〜2週間前)

無事に退職届が受理されたなら、なるべく早めに仕事の引き継ぎに取りかかりましょう。
立つ鳥跡を濁さずです。
特に担当制の歯科医院の場合は、多くの引き継ぎが発生すると思いますので、しっかり行いましょう。

 ① スケジュールを立てる…おおむね最終出勤日3日前までには、引き継ぎが完了するようにしましょう。
 ② 退職後の連絡先を後任者と上司に伝える…退職後に業務上のトラブルが発生し、本人にしか解決できないということもありえるためです。

最後に、
しっかりと引き継ぎなどの責任を果たすことと並行して、有給取得の話も進めていきましょう。

それも踏まえると、なるべく余裕のあるタイミングから退職交渉をされることをおすすめします。
この記事を書いた人
永畑 雄太 | WHITE CROSS株式会社 人材事業部 主任

大手人材会社2社でキャリアアドバイザーとして7年半務める。今まで3000名以上のカウンセリングと350名以上の支援をしており、医療系と営業帯域の担当経験を持つ。自身も複数回転職をし、納得も後悔もしているため、一人でも良いキャリアを築いて躍動してほしい想いが人一倍強い。