記事 > シリーズ > そうだ、セミナーに行こう。〜現役歯科衛生士のセミナーレポート〜 第4回
記事 > シリーズ > そうだ、セミナーに行こう。〜現役歯科衛生士のセミナーレポート〜 第4回
2019.02.11

はじめまして、歯科衛生士の福田有花と申します。

歯科医療従事者向けのセミナーは、数多くあります。

この記事では、これまで実際に参加したセミナーの中から、「とても勉強になった!」と思った内容を、歯科衛生士の目線でご紹介していきます。

どんなセミナーがあるのか?どんなきっかけで受講したのか?またその内容は?などといった疑問を解消し、セミナーに足を運ぶきっかけになれば嬉しいです。

第4回は、フッ素セミナーをレポートいたします。


アドバンスコースで配布されたテキスト

今回おすすめするセミナーは、私たち歯科衛生士にとっては身近な「フッ素」についてです。

皆さんもご存じのとおり、2017年に厚生労働省は歯みがき剤のフッ化物濃度の上限を、国際基準である1,500ppmに引き上げました。

これにより、市販されるフッ化物配合歯磨剤の多くが世界基準のフッ素濃度へと変わったことは言うまでもありません。

ですが、実際には
1,500ppmになったことでどんな効果があるの?
どうしたらむし歯リスクの高い方に予防ができるの?
もっと効果的なフッ化物の応用法はあるの?
など、私自身もフッ素のことを分かっているようでイマイチ理解できていませんでした。

本セミナーでは、フッ素の始まりから現在にいたるまでの歴史的背景を知りながら、フッ素の応用編まで学んでいきます。

日本と世界のフッ素事情や、論文ベースでフッ素を科学的に捉えていくので、数時間の講義もあっという間に感じました♪


たなか歯科クリニックで販売している高濃度のフッ素配合歯磨剤


このセミナーを受講してから、患者様へのフッ素の説明や、歯磨剤のご提案の仕方がガラリと変わりました。

そもそも、フッ化物配合歯磨剤が1,500ppmになっていることを知らない患者様が多く、それを伝えるだけでも「知らなかった~」「そこまで歯磨き粉のパッケージを見て選んでなかった」などという反応がありました。

その上で、個々の患者様に合わせたフッ化物のアドバイスをしていくと、患者様からは

「こんなこと今まで聞いたことがなかった」
「簡単そうだから早速お家でやってみます」
「おすすめしてもらった歯磨き粉を使いはじめました」

など、多数の声をいただきました。

なんとなくフッ素を理解しているのではなく、患者様のリスクやライフステージに応じたフッ化物の応用をご提案していくことで、以前よりも口腔ケアの専門家として患者様に信頼していただけているような気がします。

むし歯予防に必殺技や即効性があるものはなく、地道ですが、こうして患者様のホームケアの質を上げていくことこそが予防に繋がると信じています。

そのためには、歯科衛生士がフッ素の正しい基礎知識を学び、患者様にご提案していくことが大切なのだと、本セミナーを受けて改めて感じました。
フッ化物の正しい使い方ができているだろうか?
フッ素の安全性と毒性については理解できているだろうか?
口腔内のリスクに合わせたフッ化物の選び方ができているだろうか?
もしこんな疑問を感じている方がいましたら、おすすめのセミナーです。


フッ素セミナー おすすめ度

セルフケア
実践度
人気度
 ☆☆☆☆☆
 ☆☆☆☆☆
 ☆☆☆☆☆

フッ素セミナーはベーシック編とアドバンス編に分かれており、アドバンスコースを受けるには、ベーシックコースを受けることになります。

毎年人気のセミナーのため、あっという間に席が埋まってしまうようです。ご興味がある方はお早めに(^ ^)


そうだ、セミナーに行こう。〜現役歯科衛生士のセミナーレポート〜

第1回 MPC 歯科衛生士コース コミュニケーションとセルフケア
第4回 フッ素セミナー
この記事を書いた人
福田 有花 | 歯科衛生士

歯科衛生士歴11年。高校卒業後、歯科助手経験を経て歯科衛生士学校に入学。新卒で入職した医療法人TDCたなか歯科クリニックにて、現在はマネージャーを務める。日本国内に限らず海外研修にも積極的に参加し、習得した技術を活かして自費の歯周治療やメインテナンスを担当。セミナーやスクールの講師経験も。



×
北海道・東北
関東
中部
関西
中国
四国
九州・沖縄
時給
円以上
日給
円以上
月給
円以上
応募要件
待遇・福利厚生
勤務時間
休日・休暇