2018.12.19

日本の歯科業界にはたくさんの資格制度が存在し、その代表格が歯科医師免許・歯科衛生士免許・歯科技工士免許です。

これらの資格は『国家資格』といって、国で認められている認定制度です。
しかしその他にも『協会認定資格』『学会認定資格』など、自身のスキルアップのための資格がたくさん制定されています。

今回はたくさんある資格のうち、特に日本顕微鏡歯科学会認定歯科衛生士の資格について、徹底解説しますよ!


[目次]

1.日本顕微鏡歯科学会認定歯科衛生士とは?
2.日本顕微鏡歯科学会認定歯科衛生士の業務
3.資格取得に求められること
4.資格のとりかた
5.認定歯科衛生士さんの働き方(coming soon)


1.日本顕微鏡歯科学会認定歯科衛生士とは?

日本顕微鏡歯科学会が設けている『学会認定資格』です。
(d.Style『学会と協会の違いって?』へ

顕微鏡を用いた高度でかつ正確な診療が行われることによって、国民の健康に寄与し、国民が豊かな生活を送れることを目的として制定された、歯科衛生士の認定制度です。

2018年12月現在、全国各地12都道府県で50人の方が取得されています。


2.日本顕微鏡歯科学会認定歯科衛生士の業務

日本顕微鏡歯科学会認定歯科衛生士さんは、主に歯周治療やメインテナンスなどを任されます。

顕微鏡を用いた拡大視野でお口全体のチェックや、スケーリング、既存補綴物のチェック、カリエスの有無などを確認します。
多くの歯科衛生士さんが、歯科衛生士専用の顕微鏡を用意されていて、メインテナンスは自費で行うことが多いようです。

写真提供_和田莉那顕微鏡認定歯科衛生士
写真提供_和田莉那(顕微鏡歯科学会認定歯科衛生士、吉田歯科診療室)


3.資格取得に求められること

顕微鏡を用いて見ている映像は、付属するカメラによって動画や静止画で記録できるのが顕微鏡歯科の魅力でもあります。

その動画や画像を用いて、患者さんにとって的確な説明ができる力が必須になります。
また、顕微鏡を使いこなすまでには練習が必要なので、適切な時間内で口腔内を見ることができるまでトレーニングすることが必要です。


4.資格のとりかた

日本の歯科衛生士免許取得3年以上で、日本顕微鏡歯科学会に入会している方であれば誰でも申請できます。すなわち入会から何年というような条件はありません。

年1回開催されている学術大会の前日に行われる認定審議会にて、日常行っている診療の症例ビデオ3題を約5分でプレゼンテーションしてもらい、日本顕微鏡歯科学会の指導医の先生方の審査によって決定されます。

また、簡単な筆記試験もあります。認定取得後は、認定賞が発行され、3年毎の更新申請が必要です。

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この記事を書いた人
d.Style編集部

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