2018.11.10

皆さま、こんにちは。
H.M’s COLLECTION 公認インストラクターで、歯科衛生士の玉置まゆです。

2018年もあっという間に秋になってしまいました。
4月に入職し、研修をさせていただいた全国各地の歯科衛生士が、あちこちで活躍する姿が見られるようになりました。

一方で、歯科衛生士仲間から最近の歯科事情を聞くと、卒業して歯科衛生士になった人の中でも「歯科衛生士として自信がない」「期待していた歯科医院のイメージが違う」などを理由に歯科医院を辞めている方が周囲にいるそうです。悲しいことに、歯科衛生士を辞めて他職種に就いている方さえいるようです。

私も臨床を10年経験したのち、H.M’s COLLECTIONに所属しました。
業界ではそれなりに経験がありますが、会社に所属するのは初めてなので、わからないことも多々あります。

そのような中、私が大事にしていることの一つが、「会社を信頼する」ということです。もちろん、臨床に携わる歯科医院に対しても同様です。




もし、私が歯科衛生士としての知識や技術をある程度持っているとしても、入職したばかりの場所では、私はその組織を十分には理解できていません。
その組織の仲間も、私がどのくらい仕事ができるのか?などはわからないものです。さらに、仕事だけでなく、人間関係に慣れることなど色々と不安なこともあります。

そこで、私が心がけているのは「基本的に自分が選び、選ばれたその場所を信頼し、そこを大切にして仕事に取り組んでいく」ということです。

これは実際、私がインストラクターとしてデビューし痛感したことです。
多くの院長先生は、新人の成長を願い見守っており、その人を伸ばしてあげたいと弊社に依頼してきます。私も思いに応えるように、熱意を持って新人を育てます。

そんな思いで育てた方が、なんとなく臨床に携わり、なんとなく合わないといって医院を去ることは本当に悲しいです。院長先生はそれ以上に耐えがたい悲しみを感じるのではないかと思います。

7万件弱ある歯科医院の中には例外もあるかもしれませんが、多くの歯科医院では、新人の成長を願い一緒に働くことを“嬉しい”と思っているのではないでしょうか。

まだ1年未満。でも、もう半年過ぎました。
その新人が自分の所属する場所を信頼し「私もこのチームで必要なメンバーとなれるよう成長したい。臨床を通じて社会貢献をしていけたら嬉しい。」と、思うようになったら嬉しいです。




先日、代表の濱田から「まゆちゃんは、何が楽しい?何がやりたい?」と聞かれました。与えられたところで常にしっかり結果を出すことを使命と考えている私は、すぐには回答ができませんでした。

しばらくして思いついたのは「教え子が本当に正しく育っているか?」「教え子が私の教えを間違って理解していないか?」といったことでした。

私が人を育てる責任ある立場に立てばたつほど、色々な問題は増えてきます。
真剣に学びたい生徒と、本人の能力・歯科医院の環境など、課題があるのは仕方がないことです。

ただ、その時に、どのくらい真剣に悩み、解決に取組めるか?不安なことはありますが、それ以上にどのくらい覚悟をして、その一つひとつを克服していくか。これらが、結果的に自分を成長させていくことにつながると感じています。

2019年の日本顎咬合学会では、自分の年齢を超えた長期患者さんとの向き合い方・取組みの例をご紹介させていただきます。ぜひ、会場でお会いできますよう。

玉置まゆ

著者