2018.09.10

はじめまして、歯科衛生士の福田有花と申します。

歯科医療従事者向けのセミナーは、数多くあります。

この記事では、これまで実際に参加したセミナーの中から、「とても勉強になった!」と思った内容を、歯科衛生士の目線でご紹介していきます。

どんなセミナーがあるのか?どんなきっかけで受講したのか?またその内容は?などといった疑問を解消し、セミナーに足を運ぶきっかけになれば嬉しいです。

第1回から3回では、歯科材料メーカーで皆さんもご存じのモリタさん主催 MPC(MORITA PRACTICE COURSE)歯科衛生士コースをご紹介します。




頑張って指導しているのに患者様が振り向いてくれない。プラークが落ちてない。
私は頑張ってやっているのに…
とむなしさを感じたことはありませんか?実は、私もそんな悩みを抱える歯科衛生士の一人でした。

通り一遍の指導では、患者様の心を動かすことはできない。磨け磨けと言うだけでは患者様は応えてくれない。

このセミナーを受講することで、今までの悩みを解決する糸口になりました。
現在、臨床に行き詰っている方や、我流になってどうしたらいいか分からなくなっている方にお勧めしたいセミナーです。

MPCでは、全7日間コースを3ヵ月かけて、小児から高齢者まで様々な患者様のライフステージに沿った予防を学んでいきます。
第1回では、コミュニケーションとセルフケアについて、2日間かけて学びました。



当日の会場


心理学に学ぶ、歯科衛生士に必要なコミュニケーション力

歯科衛生士になって11年。コミュニケーションの大切さは分かっていましたし、いまさらコミュニケーションの勉強?と思っていました。
しかし、初めて耳にする内容も多く、まだまだ患者様のことをわかっていないな~と痛感しました。

このセミナーではコミュニケーションを心理学の角度から学ぶことができます。
なぜ患者様が磨いてくれないのか?どうしたら磨いてくれるようになるのか?等、患者心理の本質を勉強することができました。

コミュニケーションの答えはひとつではありません。
今までとは違った視点で患者様のことを考えられるようになったことで、以前よりも患者様に寄り添った指導ができるようになった気がします。


体感しながらセルフケアの処置を学ぶ

つづいての講義では、患者様の口腔内に応じたセルフケアの提案方法を学びました。

私たち歯科衛生士は歯磨き指導の際、医院に置いてある歯ブラシを患者様にお勧めすることがほとんどだと思います。
私自身もそうなのですが、度々“本当にこの歯ブラシは患者様に合っているのだろうか?”と疑問を感じることがありました。

医院に置いてある歯ブラシは、私が勤める前から置いてあるもの。すなわち院長先生が目利きして厳選したものです。

しかし、実際に指導する歯科衛生士も、その歯ブラシは本当に患者様の歯肉に合っているのか?をいま一度見極める必要があると感じました。

このセミナーでは、患者様の歯肉のタイプに合った歯ブラシの処方を学ぶだけでなく、実際にお勧めされる歯ブラシ用品のサンプルをいただけます。

そのため、その場で本当によいものかどうか自分で試すことができるのもポイントです。



当日配布されたサンプル


振り返ると患者様に効果的ではない指導をしていたな~と反省することもありましたが、何より指導の引き出しが増えたことが嬉しい収穫でした。

セミナー後の臨床では、今までは勧めなかった歯ブラシを患者様にお勧めして指導する機会も増えました。
これからももっと患者様の口腔内に合ったセルフケアのご提案ができるようになりたいと思っています。

その他にも口腔内写真撮影の相互実習まであり、盛り沢山の内容でした。
2017年に立ち上がったばかりのセミナーですが、“実践歯科臨床 歯科衛生士コース”と謳っているだけあって、すぐに臨床に活かせる内容ばかりです。


MPC 歯科衛生士コース おすすめ度

セルフケア
コミュニケーション
実践度
 ☆☆☆☆☆
 ☆☆☆☆☆
 ☆☆☆☆☆


次は第2回のレポートをお楽しみに♪