2018.12.12

日本の歯科業界にはたくさんの資格制度が存在し、その代表格が歯科医師免許・歯科衛生士免許・歯科技工士免許です。

これらの資格は『国家資格』といって、国で認められている認定制度です。
しかしその他にも『協会認定資格』『学会認定資格』など、自身のスキルアップのための資格がたくさん制定されています。

今回はたくさんある資格のうち、特に歯科衛生士さん向けの資格『認定スポーツデンタルハイジニスト(SDH)』について、徹底解説しますよ!


[目次]

1.認定スポーツデンタルハイジニストとは?
2.認定スポーツデンタルハイジニストの業務
3.資格取得に求められること
4.資格のとりかた
5.認定スポーツデンタルハイジニストさんの働き方(coming soon)


1.認定スポーツハイジニストとは?

認定SDHは、競技者やスポーツ愛好家の口腔衛生管理指導のほか、マウスガードやフェイスガードのカウンセリングを行うための資格です。

日本スポーツ歯科医学会が認定している『学会認定資格』です。(『学会と協会の違いって?』へ


2.認定スポーツデンタルハイジニストの業務

認定SDH制度規則によると、競技者を含めたスポーツ愛好家の口腔衛生指導管理能力に優れ、かつスポーツ障害の安全対策に貢献すること、スポーツを愛好する国民の口腔保健と安全に貢献することが、認定SDHの業務です。

SDHの資格をもっていることで、歯科医院に訪れるスポーツマンに、安全に競技ができる環境を提案してあげることができるのです。

2020年オリンピックに向けて、様々なスポーツで広まるマウスガード


3.資格取得に求められること

ショックドクター マウスガード着用規定によると、現在装着が義務化されているスポーツは、アメフト・ボクシング・キックボクシング・総合格闘技・テコンドー・ラクロスの6つ。

しかしながら、歯や口腔内を保護することの重要性が高まってきている現在、マウスガードの着用が義務ではないスポーツをされる方にも需要が増えつつあります。

こういった方々に正しい知識をお伝えできる認定SDHは、これからますます人気が出る資格の一つと言えるでしょう。


4.資格のとりかた

同学会の会員の歯科衛生士で、学術大会と学会認定研修会にそれぞれ1回以上参加している必要があります。

研修会スケジュールなどの詳細はこちら

書類審査ののち、正誤式・多肢選択式の筆記試験に受かれば、認定SDHとして登録されます。
筆記試験の内容はこちらのテキスト(医学情報社『スポーツ歯科臨床マニュアル』)から出題されるそうです。

スポーツ歯科臨床マニュアル

学会入会金は3,000円、年会費は10,000円。
また、研修会には3,000〜5,000円、審査料と登録料がそれぞれ5,000円ずつかかります。(2018年7月現在)


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いかがでしたか?
日々の診療のスキルアップとして、自信にもつながる資格なのではないでしょうか?
まずはセミナーや講習会を受けたり、受講生の声を直に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
応援しています!




この記事を書いた人
d.Style編集部

d.Styleは国内最大級の歯科医療従事者向け情報サイト『WHITE CROSS』の姉妹ブランドとしてスタート。メンバーは歯科医師・大手人材会社・歯科関連企業出身者で構成されており、“歯科と人材ビジネス”両方のプロフェッショナルが、転職にまつわる情報や、歯科業界ではたらく上で役立つ情報を発信していく。