2025.03.26

転職する理由がはっきりできたら(リンク)、次に重要なのが ” 自身のキャリアのふりかえり ” です。

「え?キャリアのふりかえり?」
「ふりかえりなんて言われても、どうやったらいいか…」 
「そもそも、なんの意味があるの?内定が出ればそれでOKでは?」

わかります。
一方で、自身のキャリアを振り返ることは、短期的にも長期的にも大きなメリットがあります。
ぜひ読んで、実践してみてくださいね。


トピックス(クリックするとタイトルまで飛びます)
1.なぜ、「キャリアのふりかえり」が必要なのか?〜ふりかえるメリット
2.なにを、ふりかえるの?
3.どうやって、ふりかえるの?

1.なぜ、「キャリアのふりかえり」が必要なのか?〜ふりかえるメリット


① 第一志望に受かりやすくするため

いきなり、思い切り足元の話になってしまいますが、就職状況がよいからこそ、ふりかえりが必要です。

2018年●月現在、歯科衛生士の有効求人倍率(衛生士一名に対しての求人数)は●倍。人材不足が叫ばれる看護師が●倍、全職種平均が●倍であることを考えると、とても売り手市場です。

しかし、売り手市場には大きなデメリットがあります。
それは、内定が「出てしまう」ということ。

内定が出てしまうと、内定が出ない時よりも、ゆるい決断をしてしまいがちです。
ゆるい決断をすると、入職後の踏ん張りがききづらくなります。
そうすると、また転職、そしてまた踏ん張れず…となるリスクがあるのです。

一方、「行きたい医院」は人気です。
売り手市場など関係なく、1名の枠に何人も応募がくることもあります。
本当に行きたい職場に行くため、しっかりと準備をするようにしましょう。

② 迷わず、自信を持って決められるようにするため

前述と重複する部分もありますが、複数内定が出た際はどうやって決断すればよいでしょうか。
院長先生の人柄、雰囲気、待遇、など色々比較対象はあると思います。

転職理由を叶えられるところに行けばよいのですが、それでも迷うことはよくあります。
そんな時、今までの自分をふりかえっているか否かで、決断の質やスピードに大きく差が生まれます。

「今まで自分はこうやって決断してきたから」
「自分の価値観はこうだから」
「こんな時にイキイキとしていたから」

など、自信を持って決断できるようになるのです。

③ やりがいや、納得感を持って働き続けていくため

もし1日8時間、週5日働くと、1年で2085時間を仕事に費やす計算になります。
仮に20歳から60歳まで働くとするならば、83428時間です。すごい数ですよね。

その時間が、ご自身にとって意味あるものであると考えるか、そうでない(よくわからない)まま働くのかは、大きなちがいだと思いませんか?

キャリアをふりかえることは、ご自身の過去をふりかえることです。
前章の転職理由(リンク)では、ご自身の今を整理しました。

この2つがそろうと、ぼんやりと自分がこの先どのように働いていくのか(=未来)を考えるきっかけになります。
特にかっこいいことや、○○のために働いている、と言う必要はなく(言えたほうがよいかもしれませんが)、ご自身の中で納得感を持てることが、何より大切です。


2. なにを、ふりかえるの?


著者はキャリアアドバイザーとしてたくさんの方の「キャリアのふりかえり」をサポートしてきましたが、ふりかえり方は色々あります。

最も一般的なのは、自分自身で自分がこれまでやってきたことや印象に残っていること、うれしかったこと、悲しかったこと、頑張れたこと、つまらなかったことなど、いろんな出来事やエピソードをたくさん思い出し、書き出していく方法です。

また本気で取り組むと何日もかかりますし、一回で完全に自分をふりかえれるわけでもありません。
ここでは、一番よくあるふりかえりのための問いかけを掲載させていただきたいと思います。
d.Styleでは「ふりかえりツール」を用意していますので、ぜひそちらも活用してみてくださいね。

① 今までのアップorダウンポイントについて

今までご自身のモチベーションをグラフにします(※詳細は「キャリアふりかえりツールにて」)。
その際、上昇と下降それぞれの分岐点に対して「何があったのか?」「それは何故だったか?」というふりかえりを行います。

② 今までの意思決定について

例えば高校時代であれば「なぜその高校を選んだのか」「なぜその部活を選んだのか」など、今までの意思決定についてのふりかえりを行います。
エピソードに関しては、特に面接は意識せず、自分にとって大切かどうかで判断してください。
※ただし、「なぜ歯科衛生士を目指したのか」は今のご自身に直結しますし、面接で聞かれる可能性も大なので、確実にふりかえるようにしましょう。

<ふりかえりのコツ>
当時はただ「楽しそうだったから」くらいの理由だと思っても、なぜ楽しいと思ったのか、何があると楽しいのかなど、言葉にしてみてください。
そうすると、出来事や事実はさまざまでも、自分なりのこだわりや価値観、強みや得意・不得意などの共通点が見えてくるはずです。

③ どうやって、ふりかえるの?

ふりかえりの方法は、大きくわけて2種類あります。
どちらが良いと言うことはありませんので、ご自身の状況に合わせて使い分けていただければと思います。

 ● 人と話す
人は、人に話すことで考えが整理されます。身近な親御さん、兄弟姉妹、友人、また学校の先生などと話したり、質問してもらうことで、ふりかえりを進めることができます。

 ● 自身で行う
簡単に言うと「自問自答する」ということです。
d.Styleでは「ふりかえりツール」を用意しています。自己分析はもちろん、就職や転職の面接でももちろん使えますので、ぜひ一度見てみてください!

いかがでしたか?


「なんとなくわかった気がするけど、いつやろうかな…」
「まだよくわからない」
「よくわかった、すぐやってみよう」

など、皆さんいろいろだと思います。

時間が経つと自分の状況も変わるので、一回で終わらずに定期的に行うことになり、結構手間がかかります。
また日々忙しい中で、ふりかえりにばかり時間をとるわけにもいきませんよね。

しかし、このコラムで書いてきたとおり、ふりかえりをして考えることはとても重要です。
しなくても転職は出来るかもしれませんが、本当にゲットしたいもののために、ぜひトライしていただきたいと願っています。