2018.09.11

日本の歯科業界にはたくさんの資格制度が存在し、その代表格が歯科医師免許・歯科衛生士免許・歯科技工士免許です。

これらの資格は『国家資格』といって、国で認められている認定制度です。
しかしその他にも『協会認定資格』『学会認定資格』など、自身のスキルアップのための資格がたくさん制定されています。

今回はたくさんある資格のうち、特に歯科衛生士さん・歯科助手さん向けの資格『嚥下トレーナー』について、徹底解説しますよ!


[目次]

1.嚥下トレーナーとは?
2.嚥下トレーナーの業務
3.資格取得に求められること
4.資格のとりかた
5.嚥下トレーナーさんの働き方(coming soon)


1.嚥下トレーナーとは?

NPO法人摂食介護支援プロジェクト(以下DHP)が認定している資格です。
摂食・嚥下障害の方や介護されている方などの食事で困っている方を、摂食・嚥下機能の知識や技術を活かして支援するのが嚥下トレーナーです。

歯科衛生士だけでなく、看護師・准看護師も取得することができます。


2.嚥下トレーナーの仕事内容

在宅・施設への訪問診療時に、摂食・嚥下訓練や指導、嚥下の評価、食事介助などを通して、歯科衛生士として積極的に関わることができます。

特に在宅診療の場合、患者さんやそのご家族にとっては、往診に来た歯科医師や歯科衛生士さんから得られる情報がとても大きなものになります。


3.資格取得に求められること

近年、訪問診療を実施する歯科医院が増えてきています。
それにともなって、嚥下に関する質問や依頼を受ける機会が増えてきているそうです。

嚥下トレーナーは、間接訓練・直接訓練・嚥下観察・食事介助の4つのテーマについて学ぶことで取得できる資格です。

嚥下トレーナーの資格があれば、先生も患者さんも安心。
これからの歯科界では、就職に有利な資格の一つといえるでしょう。


4.資格のとりかた

嚥下トレーナーは、以下の4つのテーマの研修をすべて受講すれば取得できます。

間接訓練:具体的な手技を学び、現場でも行えるようにします。
直接訓練:誤嚥に対するリスクマネジメントも重要です。このような対策を学び、正しく直接訓練が行えるようにします。
嚥下観察:実際に嚥下障害や誤嚥がある患者の、どこの機能が悪いのか、観察してわかるようにしていきます。
食事介助:認知症などで意思疎通が難しくて訓練ができない患者さんに、正しく食事の介助をできるようにします。

研修は、全て講義と実習があり、どの研修から受講してもOKなので、取得しやすい資格と言えるでしょう。

認定試験スケジュールはこちら


***


いかがでしたか?
日々の診療のスキルアップとして、自信にもつながる資格なのではないでしょうか?
まずはセミナーや講習会を受けたり、受講生の声を直に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
応援しています。