2035.01.08

採用は規模の大小に関わらず、組織であり、人を雇用していれば発生します。

どの組織でも必要であるにも関わらず属人的な側面を持つ採用業務について、解説と深掘りをしてまいります。
少しでもお役に立てますと幸いです。

今回から3回にわたって、現在の採用トレンドについてお伝えいたします。
まずは全体の採用トレンドについて。
その次に医療全体、そして歯科界について解説いたします。

全体の状況を一度引いて確認してみて、自院の採用をどうしていくかを考えるきっかけになれば幸いです。

有効求人倍率とは

雇用環境を理解するには、雇用の健康状態を測る際に指標とされる「有効求人倍率」を知っておくと便利です。
有効求人倍率  =  求職者  ÷  求人数 
有効求人倍率が1を上回ると、雇用状況は良好と見なされます。
(理論的に全ての求職者に求人があてがわれるため)

では実際の雇用状況はどうなっているのでしょうか。

全体の景況感は非常に良好

厚生労働省が毎月出している一般職業紹介状況を見てみましょう。

※厚生労働省の資料を元に、d.Style編集部で作成

大きな解説ポイントは2点です。

1.過去30年を見ても、最高の有効求人倍率である。

バブル時代後期に1.4倍でしたが、現在はそれを上回る1.5倍です。日本全体の雇用状況としては、良いということができます。
※法人側としては、有効求人倍率が高いと売り手市場なので雇いにくくなります。 

2.「有効求人倍率は景気に左右される」の定説が…

有効求人倍率は、バブル崩壊後と、リーマンショック後に大きく下がっています。倍率は景気と連動するというのが今までの定説です。 
しかし、今後はそうならない可能性があります。

景気に関係無く、人口減で働き手がいなくなっていくからです。
求人数が横ばいでも、求人数が減ると有効求人倍率は上がってしまいます。

わたくしどもとしましては、
今後今までのような買い手市場は来ないのではないか…と見立てています。 

しかし、採用力の強い組織(人が集まり、辞めない組織)は、採用強者であり、買い手です。
それは、規模が大きければ良いということではありません。

※実際2019年度の新卒採用においても、圧倒的売り手市場と言われながら採れる会社とそうでない会社で二極化しています。

故に、各業界、各地域、各組織で、採用力を継続的に強める必要があると考えています。






採用ノウハウコラム 第1章

採用ノウハウコラム 第2章
採用ノウハウコラム 第4章