田中 法子先生『歯科衛生士として、教育者として』

インタビュー

田中 法子先生『歯科衛生士として、教育者として』
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2018.10.03

田中法子先生は歯科助手と歯科衛生士のキャリアをもち、ヨーロッパへ留学。

帰国後は臨床経験を生かしつつ、デンタルスタッフの教育システムを構築し、日本デンタルスタッフ学院を創立。 教育・啓蒙活動に努められています。

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ダイジェスト  




歯科医療との出会い

何よりも私の興味を深くしたのは、患者さんから「ありがとう」と言われたことだったんですね。

お金をいただいて、相手に頭を下げられる職業なんてそうそうないんだな、と感じました。そんな医療という場でもっと学んで、職業として重ねていきたいというふうに思いました。


留学での経験

フィンランド・スウェーデンに留学し、滅菌のあり方や患者さんのケア、勉強方法などが大きく違うな、と感じました。

毎回毎回、きれいに片付けていました。ドクターたちも服を替え、ワッテも機材もすべて、今日使うものがその人ごとにパックしてあるのが印象的でした。その先生に質問したところ、「当たり前だよね?医療だから」と返されました。愕然としましたね。

きれいに滅菌・消毒していることが当たり前、と言えるような医療・歯科医療になってほしいと強く思いました。


日本と北欧の歯科衛生士の違い

とにかく準備準備準備を重ねて就職する、患者さんにあたるというのが印象的でした。勉強の仕方がとにかく自主練、自分で練習して解決してから挑む、これは非常に大きな違いだなと感じました。

日本と北欧の歯科衛生士の違い


北欧での衛生士の役割とは

北欧ではマイナス0歳から衛生士が関わっていて、保健センターやケアルームによって衛生士さんは変わりますが、全部その記録が残っているんです。

いろんな角度からいろんな衛生士がいろんな形で、患者さんがメインとなってその人が健康、予防を獲得していくためにつとめています。


日本デンタルスタッフ学院の創立

まず、知識・技術・コミュニケーションを柱とした育成コースをつくりました。

患者さんがいらっしゃってから、治療をうけて、予防を受けて、定期検診、これらを繰り返す上で必要な知識やコミュニケーションをまずは10回学んでいただいて、その次に技術としてアドバンスコースを設けました。


時代とともに変化する歯科衛生士の役割

特に訪問歯科といった歯科衛生士さんの役割もありますので、働き方や職場自体がかわりますから、様々な現場・様々な方法で関わり方が変わってきますし、それに伴ってやりがいや感謝される役割になっているのではないかなと思います。

時代とともに変化する歯科衛生士の役割


訪問医療・介護への尽力

当時日本歯科大学の菊谷教授にお会いさせていただき、厚労省の研究班に入って研究しないかとお声がけをいただきました。

いろいろ勉強させていただきながら、そのことをまた多く伝えたいと思うんですね。こういったことが訪問医療、のちの訪問介護アドバイザーにつながっていく経験になりました。


若手歯科衛生士へのメッセージ

まずお伺いしたいのは「人が好きですか?」ということです。

人が好きであれば笑顔になれるし、人が好きであれば困っていることを助けてあげられるし、そういった優しさが自然に生まれてくると思います。その気持ちさえあれば、いろんなことはありますけれど、きっと、今目指しているお仕事が成就されると思うんです。

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この記事を書いた人
WHITE CROSS編集部

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