2018.11.14

濱田智恵子先生はフリーランスの歯科衛生士として臨床に携わるとともに、歯科衛生士のスキルを通した人財育成活動を行う会社、株式会社Tomorrow Linkを設立。

歯科臨床コンサルタントとして、毎年1,000人近くの歯科衛生士と関わり、歯科衛生士の学びや成長のサポートに尽力しています。

ダイジェスト 

 

 

Q.初めてのクリニック勤務について教えてください

毎月症例検討会をして、衛生士さんが全員必ず、学んだことや勉強したことをや症例を発表するんです。

「ああ、なんだかすごく勉強させてもらえる病院なんだな」と感じました。私の衛生士人生ですごく大きく大事なターニングポイントだったんじゃないかなと思っています。

Q.歯科衛生士としての症例発表について教えてください

「私はこう考えますが、みなさんだったらどうですか?」という意見も聞くこともできました。もちろん先生方に聞けばそれで終わるかもしれないですが、それを医院全体で共有できるということがすごく勉強になりました。

あの症例検討会がすごく育ててくれたなという思いもあったので、今私もクリニックに伺って色々な衛生士さんと関わる中で、定期的に症例検討会を行っています。

誰かの症例で他の意見を聞くのではなくて、自分の症例で身近な人や他の病院の人の話が聞けるというのはすごく勉強になると思い、衛生士研修に取り入れさせていただいております。



Q.フリーランスから、濱田真理子先生と出会いとは?

実際には、フリーランスということで外の世界を初めて見たんです。その時に、同じ職業をしていても、どうやって学んでいったらいいか悩み苦しんでいる衛生士さんがいました。

自分でレールを見つけなければいけないというのはすごく難しいのだなと感じました。外の世界ではこういったこともあるのかと知った時に、エイチエムズコレクションの濱田真理子さんと出会い、「学術部門をきちんとやっていきたいから」という理由で声をかけていただきました。

Q.エイチエムズコレクションでの日々について教えてください

歯科衛生士として講演活動に携わり、歯の週間などのイベントをやっている場所でマイクを持って話すこともありました。

魅力ある話をしないと人は立ち止まってくれないということも感じ、「患者さんはわたしの話を聞きたくても聞きたくなくても、聞かされていたのかもしれない」と感じた時に、それでは心に響く話はできないと痛感しました。

Q.Tomorrow Link起業の経緯について教えてください

15年間人材育成に携わらせていただいて、この仕事が天職なのではないかと思うようになりました。そして、それに集中して仕事をしていきたいと思いました。

44歳での起業でしたので、早くはないと思います。ちょうど、これからの残りの人生も考える年齢でもありました。なので、これから先の人生をこの仕事に賭けたいという気持ちもありまして、起業に至りました。



Q.CASKアカデミーについて教えてください

今までだと、所持しているコンテンツに合わせて、お互い干渉することなく一緒にやりましょう、といったコラボセミナーはあったかもしれませんが、CASKセミナーは中身までお互いにディスカッションして練りこんで行います。

ですので、自分の考えだけではなくそれぞれがみんなの意見を聞くということです。いいとか悪いとかではなく“そんな考えもあるんだね”と気づくことができます。

Q.歯科衛生士のやりがいとは何ですか?

実はこれはまだ答えが出ていません。

「どう?歯石とれましたって言っていたけど、『本当にとれた?』って聞かれたら『本当にとれました』って言える?」と尋ねると、大抵の方は「・・・残っていると思います」と答えるんですね。

教えている方たちから、「ちゃんとやれるようになりたいです」という言葉が返ってくるようになればいいのかなと思います。

Q.ご自身の仕事のやりがいとは何ですか?

その時だけで終わりというのではなくて、その人の人生に関わり得る仕事ってなかなかないのではないかと思います。医療ならではだと思っていますし、そこがいちばんのやりがいだなと思っています。

Q. 歯科衛生士として取り組むべきこととは

「なぜ80歳までに20本ないといけないのか」というところがまだ伝えきれていないのかなと思っています。

健康は幸せになるために欠かせない要素だと思いますが、食生活やジョギングなどと同じように、歯磨きをすることや歯科医院を受診することに一般の方の意識が繋がっていくことが理想です。

そのために私たちがやるべきことはたくさんありますし、ただの“お掃除屋さん”で終わってはいけないということも痛感しています。


プロフィール


全編をお読みになりたい方はこちら