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【採用ノウハウコラム2-7 採用目標設定】HOW MANY

2018.02.08

どの組織でも必要であるにも関わらず属人的な側面を持つ採用業務について、解説と深掘りをしてまいります。

少しでもお役に立てますと幸いです。

引き続き、第2章「採用目標設定」のお話です。
前章の「採用とは」と合わせて採用活動序盤のコラムが続きますが、何事も準備や基礎が肝要です。お付き合い願えますと幸いです。

今回から3回に渡って、採用で良くある「どのくらい」を話題にすることで、全体感をイメージしていただきたいと思います。

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まずは「どのくらいの人数を、採用しますか?」です。


時々、無料で採れるなら何人でも、というお声をいただくことがあります。

予算ありきで進めた際、採用はうまくいくこともありますが、定着はまた別の話です。

そもそもの採用目的が職員の定着、そして組織の発展と捉えた際には、必要人数ありきでスタートしたほうが良いでしょう。

同じ職種(仮に衛生士とします)の募集でも、
複数名の募集を考えている際には、転職サイトを使った方が、
1名だけなら人材紹介会社に依頼した方が、採用効率が良いことがあります。

継続的に募集を続けていきたいのであれば、リファラル採用(戦略的な社員紹介)は外せません。
※各募集手段の特徴については、第3章で解説します。

このように、採用人数の設定は採用活動全般のベースであり、その後の工程に大きな影響を与えていきます

採用は水ものなので可変性も大きく、定期的に修正が必要なものではありますが、貴院にとってどのくらいの人数が必要なのか、明確にしていきましょう。



採用ノウハウコラム 第1章

採用ノウハウコラム 第2章
採用ノウハウコラム 第4章


この記事を書いた人
永畑 雄太 | WHITE CROSS株式会社 人材事業部 主任

大手人材会社2社でキャリアアドバイザーとして7年半務める。今まで3000名以上のカウンセリングと350名以上の支援をしており、医療系と営業帯域の担当経験を持つ。自身も複数回転職をし、納得も後悔もしているため、一人でも良いキャリアを築いて躍動してほしい想いが人一倍強い。