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【採用ノウハウコラム2-1 採用目標設定】「欠員が出たから」はNG?

2018.02.02

どの組織でも必要であるにも関わらず、属人的な側面を持つ採用業務について、解説と深掘りをしてまいります。

少しでもお役に立てますと幸いです。

本日から第2章「採用目標設定」です。
前章の「採用とは」と合わせて採用活動序盤のコラムが続きますが、何事も準備や基礎が肝要です。お付き合い願えますと幸いです。



第1回は、採用目的について。

早速ですが、貴院はなぜ(何のために)採用をされるのでしょうか?
「欠員が出てしまったから」
そうお答えになられる医院様は多いかと思います。
人出不足ですし、女性の多い職場ですとまだまだ日本は働き続けにくいので、致し方ないことと思います。

では、

「採用をして医院をどのようにしていきたいですか?」
「採用以外では解決しない問題なのでしょうか?」
このような問いがあった時は、いかがでしょうか。

もしかすると何かしらのシステムや機材、サービスの導入で他の職員の時間が確保できるかもしれません。
長らく終身雇用が前提だったビジネス界でも、副業の容認や、人材のシェアが少しずつ広がってきています。


副業を受け入れる方も、する方も簡単な話ではないですが、もしかすると採用活動をする必要が無いかもしれません。

今、医院でお困りの課題が何か。
そしてそれが「新規の採用」で補うべき課題であるか。

人材不足の今だからこそ、問うて考えてみることが大切だと我々は考えています。


採用ノウハウコラム 第1章

採用ノウハウコラム 第2章
採用ノウハウコラム 第4章

この記事を書いた人
永畑 雄太 | WHITE CROSS株式会社 人材事業部 主任

大手人材会社2社でキャリアアドバイザーとして7年半務める。今まで3000名以上のカウンセリングと350名以上の支援をしており、医療系と営業帯域の担当経験を持つ。自身も複数回転職をし、納得も後悔もしているため、一人でも良いキャリアを築いて躍動してほしい想いが人一倍強い。