歯科衛生士をやめたいと思っていませんか? vol.4「ミスをしたときの切り替え方」

こんにちは。歯科衛生士のルピナスです。

歯科衛生士歴14年目の私は、現在都内の歯科医院に勤務しています。歯科衛生士も14年続けていると、たくさんの壁やストレスにぶつかってきました。

今までの経験をもとに、スタッフ間の人間関係のストレスや、患者さんへのストレスを少しでも緩和する方法をブログで発信しています。

ルピナス 歯科衛生士コミュニティサロンはこちら

今回は、診療中にミスをしたときの気持ちの切り替え方ついてお伝えします!

歯科衛生士をやめたいと思っていませんか?

年々高まる、歯科衛生士としてのプライド!

男性も女性も、年齢を重ねると増えてくる、シミと脂肪とプライド!中でも、「プライド」は、もっともケアがむずかしい問題ではないでしょうか。

誰でも仕事中にミスをしてしまうことはあるかと思います。

私はミスした瞬間、反射的に心の中で「やべぇ!やってしまった!」と頭をかかえてしまいます。その後、ふたつの自分が出てきます。

ひとつ目の自分は「落ち込む自分」です。「はぁ…ミスしてしまった。完璧にしていたつもりが…ショック。」と、この世の終わりのようにへこんでしまいます。

ふたつ目の自分は「逆ギレの自分」です。「だって忙しかったし!」と開き直る自分です。経験年数が増えてくると、それにともなってプライドも高くなっていきます。

「プライドが高い」ということは「自信をもっている」「熱心である」ことのあらわれなので、必ずしも悪いことではないと思います。一方で、ときには邪魔になることもありますよね。

それでは、このプライドの高さゆえに出てしまった感情を、どのようにコントロールすれば良いでしょうか?

ミスした場面を切り抜けるための気持ちのつくり方

私はミスをしてしまったとき、心の中で「自分会議」をします。

writer23

ここで逆ギレしたり不機嫌になったらめっちゃかっこ悪いじゃん。

素直に謝る姿はみんなの手本になるし、むしろ印象が良くなるかも。

ミスしてしまったのは事実だから、ここは素直に謝ろう。

と、一時的な感情に流されず、客観的に自分をみつめ直します

私たち女性は、感情に左右されやすいという特徴があります。それぞれの環境や経験によって、少しずつ素直さがなくなってくることもあります。そのため、どこかで「私だってミスした理由があるし」と思ってしまうときがあるのです。

逆ギレの気持ちがあってもOKだと思いますし、それが本来の自分です。自分だけが知る心の中では、何を感じても自由だと思います。しかし、それを表に出さないのがかっこいい人間ではないでしょうか。自分のみせ方は良いようにも悪いようにも変えられます!

自分会議が終わった後は、ミスをフォローしてくれたスタッフに全力で謝罪します。自分の気持ちには素直になりつつ、表に出る感情はコントロールすること。仕事中はこのように切り替えることが大切です。

表に出る感情はコントロールすること

仕事が終わった後の気持ちの整理

仕事中は、ミスをしても落ち込んでいる暇もなく、次から次へと患者さんが来院されます。そのため、ミスについて考える時間はゆっくりとれません。

仕事が終わってもモヤモヤが消化しきれないときは、自分の気持ちをノートに書き出して整理します。

スマホではなく、必ず手書きです!スマホでは、一度頭の中で考えをまとめなければならないので、本音を見逃してしまう可能性があります。その点手書きは、自分が思っていることをダイレクトに書けるので、小さな感情や考えを漏らさずに書きだすことができます。

自分の感情を書きだすことで、客観的に自分をみつめ直すことができるので、翌日にいやな気持ちを引きずることもありません。むしろ、そこに隠れているプラスの側面に気づけるときもあります。


私はこのような方法で自分の感情をコントロールしています。

ミスをしてしまったときはもちろん、突然襲いかかるマイナスのできごとさえも、自分の成長につなげられるといいですよね!

ミスした直後の「自分会議」と、ミスをふりかえって「自分の感情を手書きで書きだす」こと。ぜひ一度、みなさんもやってみてください!

歯科衛生士をやめたいと思っていませんか?

vol.1「人間関係にまつわる悩みを解決!」
vol.2「あのスタッフと円滑に!」
vol.3「リフレッシュできる休暇を過ごすために」
vol.4「ミスをしたときの切り替え方」