こんにちは。歯科衛生士のルピナスです。
歯科衛生士歴14年目の私は、現在都内の歯科医院に勤務しています。歯科衛生士も14年続けていると、たくさんの壁やストレスにぶつかってきました。
今までの経験をもとに、スタッフ間の人間関係のストレスや、患者さんへのストレスを少しでも緩和する方法をブログで発信しています。
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歯科衛生士が必ずぶつかる、人間関係の壁
歯科衛生士は毎年7,000人以上の卒業者が出ていますが、現在でも歯科衛生士不足がみられます。その一因として、離職率の高さが指摘されています。
給与・健康保険・年金・就業時間・休診日・場所など、求人情報でわかることはこれぐらいであり、人間関係などは勤めてみないとわかりません。期待と不安の入り混じる中、実際に勤めてみたら、院長先生や周りのスタッフとうまくコミュニケーションがとれず、人間関係の壁にぶつかり、退職してしまう人も少なくないと思います。
では、ストレスや悩みを上手くコントロールできる人は、実際どのくらいいるのでしょうか。
帰宅しても仕事のことを考えてしまう。せっかくの休日も心から楽しめない。ストレスで暴飲暴食や買い物に走ってしまう人もいるでしょう。
私自身、陰口を言われることは日常茶飯事で、約二年シカトされつづけた経験もあります。
私語に夢中で仕事をあまり行わないスタッフ。日によって気分の波が激しいスタッフ。歯科医院って結構ドロドロしていますよね。
みなさんの職場ではいかがですか?
人間関係を作る3つの要因
私は、ストレスがMAXだった頃、暴飲暴食によって、体重の変動が激しくなりました。ストレスに良いとされるアロマにも挑戦しましたが、私にとっては焼け石に水でした(笑)
そこで、私は人間関係を作る、つぎの3つの要因に着目しました。
- 相手
- 環境
- 自分
① の「相手」の心や言動はなかなか変えられません。
② の「環境」についても、簡単に何度も転職できるものではなく、環境を変えたからといって自分の思い通りの結果になるともかぎりません。
③ の「自分」は、相手や環境を変えることに比べれば、まだ変えやすいです。
これら3つの要因を元に、当時シカトされていた私は、③ である自分の考えを少し変えてみることにしました。
自分自身を変えた結果
まずは自分から話しかけること、自己開示することからはじめました。
しかし、相手との関係は変わらなかったので、ついに私は「こっちからシカトしてやる!!!」と決めました。
もちろん仕事に支障がないように。例えばあいさつでは「おはようございます」も、私から大きい声でハキハキと言い、あとはシカトです(笑)
相手からあいさつが返ってこなくてもOK!なぜなら、私からあいさつした時点で、自分の中であいさつは終わらせているからです。さらに、カルテを渡すときも「お願いします!」と大きな声で言い去りました。相手からの返事があってもなくても、私の中では関係ないのです。
そのように行動を続けていたところ、相手からコミュニケーションをとってくるようになりました。
最終的には、そのスタッフが退職するときに「ごめんね」と謝罪してもらうことができました!
「謝るの遅すぎー!!」とも思いましたが、この方法は、いまだに活用しています。
機嫌が悪いスタッフがいたら、必要最低限の会話は大きな声でハキハキと言い、あとは放っておきます。ポイントは、「大きな声でハキハキ」と「言い去る」といったところです。
自分の考え方や、ものの見方を1ミリ変えてみると同時に、自分自身の心を整える方法も身につけることができれば、どこでも働きやすくなります!
思い当たることがあれば、ぜひ明日から試してみてくださいね♪