現役歯科衛生士100人に聞いた「得意な治療は?ニガテな治療は?」

全国各地で活躍されている歯科衛生士のみなさん。

他の歯科衛生士はどんな環境で、どんな仕事をしているんだろう?と、気になることはありませんか?

そこでdStyleでは、WHITE CROSS会員と、公式Twitter公式facebookのフォロワーの歯科衛生士を対象に、アンケートを実施いたしました。

第1回、第2回では「みんなのはたらく歯科医院事情」ついての回答を発表しました。今回からは「みんなの歯科衛生士業務事情」について発表していきますよ〜!

前回までの結果発表はこちら

Q1.いまの職場の満足度とその理由
Q2.いま働いている職場のお給料事情

Q1.普段の業務内容は?

普段の業務内容は? n=109(複数回答可・回答数上限なし)
n=109(複数回答可・回答数上限なし)

TBI、スケーリング、SRP、アシスタントをしている方がおよそ9割という結果に。

そのうち、TBIやスケーリング、SRPを行っているけれど、アシスタント業務は行っていないと回答された方が11名。反対に、アシスタント業務のみを行っている方は2名いました。

「その他」の中には、訪問歯科やデンタルエステ、カウンセリングといった業務が含まれています。また、スタッフ教育やマネジメントなどといった、バックオフィス業務を任されている方もいました。

Q2.得意な治療は?

n=109(複数回答可・1人あたり3つまで)
n=109(複数回答可・1人あたり3つまで)

得意な治療ランキングでは、“PMTC”、“スケーリング(超音波)”、“SRP”が他と差をつけて高い結果に。

「最も時間をかけて学んだ」、「すごく勉強している分野だから」といった理由や、「毎日の業務だから」「日々繰り返す仕事だから」といった理由が多い結果に。

日常的に行う施術のため、得意と感じている方が多いようです。

また、3位にランクインしたのが“TBI”。

「患者さんとコミュニケーションを取るのが好き」「患者さんに喜んでもらえる」「患者さんと信頼関係を築ける」といった理由から、「やりがいを感じる」と答える方が多くいました。

その他には、「嚥下トレーナーを活かせるから」といった理由で“訪問診療”を、「先生と一緒になって取り組んでいるので、とてもやりがいがある」といった理由から、“外科手術のアシスタント”を得意としている方もいました。

やりがいのある治療を「得意」と感じている方が多いようです。

Q3.ニガテな治療は?

n=109(複数回答可・1人あたり3つまで)
n=109(複数回答可・1人あたり3つまで)

ニガテな治療ランキングでは、“TeC(仮歯)の作成”がぶっちぎりのトップ。

経験が少ない」「場数を踏ませてもらえない」といった理由がもっとも多く、「1本なら得意だけど、Brは焦ってしまう」「時間が足りない」といった理由から、ニガテと感じる方が多いようです。

2位にランクインしたのは“SRP”。得意な人も多い治療ですが、ニガテと答えた人の中には、「いつも取り残しが気になる」「全部取れたか自信がない」「時間が足りない」といった意見も…

つづいてのランクインは“訪問診療”、“外科手術のアシスタント”。こちらも、「経験がない」「場数を与えてもらえない」といった理由を挙げている人が多くいました。

***

みなさんの業務内容を見ると、歯周治療に専念した環境で働く方、外科手術のアシスタントを専門に行っているという方など、さまざまな働き方が見えてきます。

自分のやりたいことや、価値観に合った歯科医院で働くことができればいいですね♪

次回のアンケート発表は「みんなのユニフォーム」について。

定番の〇〇から、意外な〇〇まで…お楽しみに!

その他のアンケート結果はこちら

Q1.いまの職場の満足度とその理由
Q2.いま働いている職場のお給料事情
Q3.得意な治療は?ニガテな治療は?