評価される歯科スタッフになるための「べからず」集 第4回

みなさんこんにちは、スタッフ0783相談室の中原三枝です。

歯科医院で仕事をする上で、ちょっとだけ気をつけなければならないコトをまとめてみました。「やらない方がいい」ではなく、「やってはいけない」「やっちゃうと大変」=「べからず」です。

職場は“あなた自身”を磨く大切な場所です。

あなたの仕事が評価されるために、また歯科医院のチームワークを高めるために、「べからず」を守ってください。

早速「今月のべからず」をご紹介します。

評価される歯科スタッフになるための「べからず」集 第4回

1.過去にとらわれるべからず

不思議なくらいに、過去の栄光に浸っている人もいれば、過去の失敗に囚われすぎて、手も足も出ない人もいます。

なぜだか、「あの時あーだったから、きっと今回もそうよ」なんて自分勝手に決めつけている人もいるようです。もちろん過去の経験によって学ぶことは大事なことです。

しかし、なんでも過去と比べたり、過去の感情を今と重ねたり、決めつけてしまって、行動しないのはなんだかもったいないですね。

わざわざ厄介にしないで、“今目の前にある問題”を素直に受け入れていきましょう。

今のあなたは過去のあなたとは絶対に違うのですからね。

2.人を見下すベからず

あなたはいったい何様?(るーるブック参照

えらそうに、まさに評論家のように上から物を言う人って、いますよね。心からそう思っているからの、その言葉なのかもしれません。なぜ、そのような考え方ができるのでしょうね?

実際に自分が経験をしていない人こそ、そんなことを軽々しく言えるのかもしれません。

人を批判したり、勝手に評価するのも自由ではありますが、聞いている人は不愉快です。もちろん言われた人も複雑な気持ちでしょう。

怖いのが“無意識”。「あなた、上からよ」なんて教えてくれませんから、要注意です。

“実るほどこうべを垂れる稲穂かな”ということわざがあります。謙虚さとか、思いやりとか、感謝とか、大切なことはいつもそこです。

言い方で損をしないように気をつけましょう。「そんなつもりではない」の言い訳は通用しませんよ。

実るほど頭を垂れる稲穂かな
引用:irasutoya.com

3.語尾を伸ばすべからず

「お背中たおしますね〜〜〜〜〜」「そうなんですね〜〜〜〜〜」「お口ゆすいでくださ〜〜〜〜い」「思うんですよぉ〜〜〜〜〜」

語尾を伸ばすのは、その人のクセ?のような気がします。それまでの環境で、直すきっかけがなかったのでしょうね。

話し方として、語尾を伸ばしていると、どんな風に聞こえますか?

仕事中に、患者さんや、院長に対して語尾を伸ばして話をすると、「甘えた人」「少し足りない人」「のんびりした人」「中途半端な人」「ごまかしている人」のイメージがついてしまいます。

そう。「テキパキと仕事ができる人」の印象ではないようです。

話し方も重要なパフォーマンス。プロとして、話し方のクセも改善していく必要がありますのよ。

ワンポイントレッスン

損をしないようにしよう

相手が受けた印象で、あなたにレッテルを貼っています。

仕事の技術で評価されるならまだしも、見た目や、話し方、ちょっとした「しぐさ」だけを見て、マイナスのイメージをつけられてしまっては、その後のあなたの頑張りも、なかなか認めてもらえません。

「あの人はあんな人みたいだから」と判断されているからです。そんなことで損をしないで欲しいのです。頑張っているんだから、もったいないでしょ。

ちょっとしたことでも、相手にどんな印象を与えているのか、信頼できる人に「私の____ってどう見える?」と、聞いてみるのも手段の一つです。

今日の“無意識でのマイナス”を減らす努力をしていきましょう。

九州デンタルショーで山崎先生とお会いしました。
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