歯科ではたらく女性に贈るメイクアップレッスン #01

皆さん、初めまして。イメージコンサルタントの西原民子(にしはらたみこ)と申します。

歯科医院に勤務する女性スタッフの方を対象に、パーソナルカラー診断を取り入れた接遇メイクレッスンを行っています。

セミナーの様子
メイクセミナーの様子

皆さんは普段お仕事に行く際に、どのようなメイクをしていますか?

医院によって規則も違い、個人の趣向もあり、皆さん千差万別のメイクをされているかと思います。

今回は、このメイクセミナーを開催するにいたった経緯を簡単にお話ししたいと思います。

私は大学卒業後にシンガポール航空に入社しました。もしかしたらご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、民族衣装のサロンケバヤが印象的な航空会社です。

シンガポール航空では、制服に合うメイクが2タイプ(Warm=イエローベース・Cool=ブルーベース)用意されています。訓練初日にかんたんなパーソナルカラー診断を受け、それぞれに合う方のメイクを徹底指導されます。

その当時の私は客室乗務員のメイクの色使いを統一することによるメリットなど、まったく理解できていませんでした。

しかし、今となっては、社員(客室乗務員)の印象を統一することが、企業としてより良いイメージ作りに絶大な効果をもたらしていたことが容易に理解できます。

シンガポール航空勤務時代
シンガポール航空勤務時代

歯科医院で働く皆さんも、接客業務を担う存在であり、大切なクリニックの看板です。

院内に派手すぎるメイクの人がいたり、その真逆でノーメイクの人もいたりとバラバラで統一感がないのも、少し考えもの。私のセミナーでは、受講後に女性スタッフ全員の印象がある程度調和することをゴールとしています

パーソナルカラーはその調和を導き出すのに必要な理論ですが、なによりも女性スタッフの方々が本来持って生まれた魅力を引き出すために必要な、大切な判断材料です。

自分らしさを活かしたメイクは、誰でもほどよいさじ加減で確実に好感度がアップするものです。

セミナーでのメイク指導
セミナーでのメイク指導

パーソナルカラー診断とは?

パーソナルカラー診断とは、持って生まれた肌や髪、瞳の色などに調和する色の「軸」を見つけ出すための診断です。

映える”ことが求められる昨今、セルフプロデュース力を上げるための手段として、より注目が集まっています。

Spring・Summer・Autumn・Winterのそれぞれのタイプによって、似合う色が異なります。

4つのパーソナルカラーに合う色
4つのパーソナルカラーに合う色

ワンポイント!メイクアップ講座

歯科業界をはじめとする医療従事者の方は、患者さんに活力を与える存在であるべきと考えているので、メイクはオレンジやピンクのような暖色系を取り入れることをおすすめしています。

イエローベースの人はオレンジやピーチ、コーラルカラーのアイテムを取り入れるとほどよく健康的なメイクが完成します。ブルーベースの人は、ローズ、フューシャピンク、ボルドーなどを取り入れると優しげな女性らしさが引き立ちます。

ここからはセミナーでもお伝えしている具体的なアイテムのご紹介です。

市販のメイクアップアイテムでは、一つのパレット中身の全色が同じパーソナルカラーで揃っている商品を探すのはなかなか珍しいのですが、唯一発見したものがこちらです。

Diorバックステージアイパレット (003 アンバー)→イエローベースの方に
Diorバックステージアイパレット(002 クール) →ブルーベースの方に

ディオール バックステージ アイ パレット アンバー(引用:https://www.dior.com/ja_jp/)
ディオール バックステージ アイ パレット アンバー(引用:https://www.dior.com/ja_jp/)

 

ディオール バックステージ アイ パレット  クール(引用:https://www.dior.com/ja_jp/)
ディオール バックステージ アイ パレット クール(引用:https://www.dior.com/ja_jp/)

このパレットはセミナーでもかならず持参しており、特に歯科医院で接客に携わる方には本当におすすめの使い勝手の良い商品です。もしよろしければ是非お試しになってみて下さい。

個人的な見解になりますが、これからの時代は院長先生などの経営サイドから一方的に身だしなみのルールを押しつけるのは、とてもナンセンスなことだと考えています。

それよりも、女性スタッフの皆さんが少しでも自分の魅せ方を学び、それを実践することによって、それぞれがご機嫌に働くことができるようになれば、医院の印象がぐっと良くなります。

それが、患者さんにとっても経営陣にとっても、多くのメリットを生み出すに違いないと思います。

次回は、お仕事の際にどこまでメイクするのが適切か?について掲載いたします。まずは、肌作り編です。お楽しみに♪