みなさんこんにちは、スタッフ0783相談室の中原三枝です。
歯科医院で仕事をする上で、ちょっとだけ気をつけなければならないコトをまとめてみました。「やらない方がいい」ではなく、「やってはいけない」「やっちゃうと大変」=「べからず」です。
職場は“あなた自身”を磨く大切な場所です。
あなたの仕事が評価されるために、また歯科医院のチームワークを高めるために、「べからず」を守ってください。
早速「今月のべからず」をご紹介します。
1.自分のこと棚にあげるべからず
「棚に上げる」と調べますと、
自分の言動は問題にしないのに人のことになると厳しくなる。
自分に不都合なことはわざと知らぬ顔をする。
とあります。
私たちは、目に映るものを自分の価値観で判断しています。
目の前にいる人の行動や、話す内容、考え方に関して気になることってたくさんありますよね。そのことに関して自分本位で判断して、感情的に言葉にしていることって多いんです。
人のことばかり文句言って自分はどうなの?ってことを言っているのでしょうね。「人のふり見て我がふり直せ」ということわざもあります。
人のことを言う前に、自分だったらどうするか考える時間を持ちましょう。
2.適当で終わらせるべからず
仕事で指示されたことに関して、その目的を理解し、行動に移せていますか?また、その指示通りに結果を出して報告までできていますか?
仕事を1〜10の数字でたとえると
- 1から順番に10まできっちりする人
- 1、3、5と間を飛ばして10までする人
- 1からはじめて7、もしくは8で終わらせる人
- もっとひどい人は1、2を抜かして4、5、6しかしない人
あなたはどのタイプですか?
最後まで丁寧に仕事をする癖をつけましょう。
なんとなく、雰囲気で、感じたままで仕事されたら患者さんもビックリです。適当で終わらせていては「仕事ができる女」にはなれませんですよ。
3.何でもお金で判断するべからず
物事には「価値」という考え方があります。
- 1,000円で嬉しいと感じる時
- 10,000円でもたったそれだけ?となる時
大人への階段を登る時に、その「価値観」というものを勉強していきます。金額が高い方とか安いからとか、損するとかで決めないでほしいです。
また、あの人の給料は高いからとか、私は頑張っているのに給料が安いとか、そんなことばかりを口にしているとせっかくの「学ぶチャンス」を失うことになるかもしれません。
これからなにかを選択する時には、今の自分にとって吸収できるものはどちらなのか?将来の自分にとってどちらが必要と思うのか?で決めてくださいね。
それこそ、もったいないですよ。
ワンポイントレッスン
「なんのために」を忘れないで。
医院の基本理念に基づいて院長とスタッフ全員で同じ目的に向かって仕事をしていきます。日々の細かい作業も、すべてその方向に向かっているのです。
しっかり自覚をしてください。
意味のないことは何もないのです。
さらにそれらはあなたの人生に大きな影響を与えるのです。目的を失わないようにしましょう。
スタッフ0783相談室では、デンタルメディエーターがお悩み解決の糸口をアドバイスします。
メディエーターはあくまでも「仲介役」ですが、スタッフのみなさんが自分で決めて行動できるよう、さまざまな角度から解決に向けた手段をお伝えします。