“一緒においしい食事を楽しめる”空間をつくるために。介護食や離乳食の料理教室を開催中!

ますます進む日本社会の高齢化。

診療報酬改定があったり、通ってくれていた患者さんが歩けなくなったりといった理由から、近年では訪問歯科診療を実施されている歯科医院さんが増えています。

それに伴って、歯科衛生士さんや歯科助手さんが、摂食嚥下障害をもった患者さんに出会う機会も増えているのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、第一線の食と歯科のプロが、食べやすく、飲み込みやすい食事を提案している株式会社ジーシーさんのサービス Kamulier(カムリエ)

カムリエでは、お口の機能が低下した方や、十分に発達していない乳幼児の方がおいしく食べられるように、さまざまな取り組みをされています。

 
訪問診療を担当することになったものの、利用者の方からの質問に答えられない…
 
おばあちゃん、最近食べるのが大変そう…
 
子どもが生まれる前に、離乳食について学びたい!

といったお悩みをお持ちのみなさんは、ぜひご覧ください♪

今回はKamulier WORKSHOP(カムリエワークショップ)をご紹介いたします。

「噛む・飲み込むこと」の学びを中心に、食卓が豊かになるさまざまなワークショップを開催!

前回ご紹介したカムリエでは、毎月数回、介護食や離乳食などが学べるワークショップが定期的に開催されています。
(前回はこちら:世界的人気パティシエ辻口博啓氏監修!超高齢社会の食を提案するカフェに行ってみた

口から食べるために、食事の形態に工夫が必要な口腔機能低下者、口腔機能が十分に発達していない乳幼児が、

普通の食事が食べられる方との食卓を、見た目や味も分けへだてなく“一緒においしい食事を楽しめる”空間をつくるために。

という思いのもと、ターゲットや難易度に合わせたプログラムを開催しているんです。

「噛む・飲み込むこと」の学びを中心に、食卓が豊かになる様々なワークショップを開催!
ワークショップの様子

少しの工夫で見た目も美味しさも広がる介護食料理教室

数あるワークショップの中でも特に人気があるのは介護食料理教室。月に2〜3回と高頻度で開催されています。

在宅で介護に関わっている方や、介護食に興味がある方といった初心者向けのプログラムです。

講師を務めるのは、管理栄養士であるカムリエのスタッフさん。「舌でつぶせる」、「歯ぐきでつぶせる」といった、ステージごとのレシピを学ぶことができます。

介護料理教室では、介護食の基本を学ぶことができます
介護料理教室では、介護食の基本を学ぶことができます

公式サイトで事前にメニューを知ることができるところも嬉しいポイントです。

他のワークショップの詳細はこちら

一般家庭の主婦から専門家まで、リピーター多数!

ワークショップには介護食を必要とする高齢者がいる家庭の主婦をはじめ、お仕事の一環でこられる方、福祉や歯科の専門家の方など、幅広い方が参加されているそう。

一般家庭の主婦から専門家まで、リピーター多数!
幅広い方が参加されるワークショップ

とくに最近は歯科衛生士さんが参加されることが増えているといいます。

摂食嚥下障害を持つ方に出会う機会が増え、口腔ケアだけでなく、嚥下トレーニングや胃ろうの方への筋肉トレーニングに携わる歯科衛生士さんが、多面的な情報を得られる場所として利用しているそうです。

また、これまで保育士さんや小児科医が主な受け皿となっていた小児の発達障害についても、歯科として介入して、成長・発育させることができる歯科衛生士さんの存在が重宝されています。

“見た目も味も満足できる介護食を手作り”というと、なんとなく大変そうなイメージがあります。しかし、こういったワークショップであれば、楽しみながら自然に学ぶことができ、コミュニケーションの輪も広がりますね。

気軽に体験できるKamulier WORKSHOPをぜひご活用ください♪

次回はユニバーサルデザインのカトラリーをはじめ、さまざまな介護用品を取り扱う EASY SELLECTIONについてご紹介します。

Kamulier(カムリエ)の基本情報

営業時間:11:00〜19:00
定休日:日曜日・祝日
TEL:03-3812-6036

食と医療のエキスパートがKamulier(カムリエ)を支えています

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