実例付き!歯科技工士の志望動機集【2022年保存版】

歯科技工士の就職や転職の際、毎回必要となる履歴書。

特に、「志望動機」は採用の判断材料として、とても重要なものです。

だからこそ、志望動機に何を書けばいいのか悩むところですよね。

本音では“家が近いから”、“時給が高くて”という動機があるかもしれませんが、そのまま履歴書に記載するのは絶対NGです。

この記事では、そんな歯科技工士のみなさんに、採用につながる志望動機の書き方のポイントを解説。実際の履歴書に使える例文も併せて紹介していきます。

[目次]
1.歯科技工士の伝わる志望動機の書き方
2.希望の職場から考える志望動機2選
2-1.歯科技工所
2-2.歯科医院
3.ブランクがある場合に考える志望動機3選
3-1.子育てによるブランク(歯科医院希望)
3-2. 介護によるブランク(歯科医院希望)
3-3.他業種での勤務によるブランク(歯科技工所希望)

1.歯科技工士の伝わる志望動機の書き方

ポイントは、「なぜその職場を選んだのか?」が伝わるように作成すること。

さらに、マニュアル通りの内容ではなく、その志望動機の裏づけとなる自分の経験や考え方、希望に沿った内容を盛り込むようにしましょう。

具体性を持たせた、相手に納得感がある内容の志望動機を作成して、ライバルに差をつけましょう!
※ あくまでもdStyle編集部が考える志望動機です。参考程度にとどめて、みなさんの考えや医院に合わせた志望動機を作成してみてくださいね。

応募先の歯科医院に“共感”できるポイントを探す

歯科技工士のみなさんが志望動機を考える際に大切となるのが、その職場に“共感できるところ”を見つけることです。

もし、勤務地や給料といった待遇面(数値化できる条件)以外に志望動機が思いつかないという方は、さまざまな角度から見てみると良いかもしれません。

たとえば、

  • 社長の考え方や院長の診療スタイル
  • 職場の雰囲気(在籍スタッフへのインタビューやイベント)
  • 教育体制、キャリアパス(マニュアルの有無、セミナー実施や参加状況)
  • 設備・福利厚生や働き方

などが挙げられます。

応募先と、自分自身が希望する職場の条件が合致しているところにフォーカスして、“○○という点に共感して…”といった切り口を用いることは、歯科技工士の志望動機の書き方としてスタンダードと言えます。

2.希望の職場から考える志望動機2選

特定の技工物しか製作していないラボや、オールマイティに請け負う大型のラボ、大学病院や歯科医院など、働く場所によって経験できる内容はさまざまです。

希望する就職先とあなたの経験や目指すキャリアを重ね合わせて志望動機を考えてみましょう。

今回は2種類の職場に絞って、具体的な例を紹介しますね。

1.歯科技工所を志望する場合

私は幼い頃から物作りが得意で、アクセサリーを作成しては友人にプレゼントしていました。そんな私だからこそ、手先の器用さを活かせる職業で、人の役に立ちたいと思い歯科技工士を目指しました。

そのため、最新の機器や技術を取り入れ、高い精度を追求されている貴社に身を置き、精進したいと思い志望いたしました。

入職できた際は、日々学び、高い技術力を持った歯科技工士になりたいと考えております。

前職にて、総義歯の製作を行う機会がありました。以後、セミナーに参加して知識を深めるたびに、義歯を専門的に扱うことのできる環境で自身のキャリアを形成したいと思うようになりました。

貴所は総義歯を専門に取り扱われていること、代表は〇〇学会の認定技工士であることを拝見しました。私も認定技工士を目指すための経験を積みたいと考え、貴所を志望いたしました。

2.歯科医院を志望する場合

私は、歯科矯正を行ったことをきっかけに、歯並びで悩んでいる方のお手伝いがしたいと思い、歯科技工士を目指しました。

貴院は、歯科矯正を専門とするほか、認定矯正歯科技工士の方が在籍されていたり、月1の勉強会があることを伺い魅力を感じました。学ぶ機会に恵まれた貴院で経験を積みたいと思い、志望いたしました。

前職では、3年間、補綴物専門の歯科技工所に勤めていました。その中で、直接患者さんの口腔内を確認したいと思う機会が増え、転職を決意しました。

先日貴院を見学させていただいた際、地域密着型だからこその温かい雰囲気や、歯科技工士であっても患者さんと信頼関係を築ける環境にあることを感じ、ぜひ貴院で働きたいと思い志望いたしました。

歯科医院での勤務は初めてとなりますが、患者さんの笑顔を身近でたくさん作れるように精進していきたいと考えています。

3.ブランクがある場合に考える志望動機3選

歯科技工士の就職・転職といっても、求職者によってキャリアは人それぞれかと思います。

次は、ブランクのある歯科技工士の方向けに、具体的な例をご紹介します。

子育てによるブランク(歯科医院希望)

私は前職で3年間、歯科助手として勤務しており、アシスタントや受付業務の他、教育係として後輩指導を担当しておりました。

歯科技工所にて5年間勤務した後、出産を機に3年間家庭の事情で休職していました。育児が落ち着き、また歯科技工士として復帰したいと考え、就職活動を開始いたしました。

前職では、主に義歯の製作を行っていました。貴院は、補綴物作成の業務が多いと伺い、前職の経験を活かせるのではないかと考え、志望いたしました。

また、ファミリー層の患者さんが多いとのことで、子育ての経験も活かしながら患者さんと信頼関係を築ける歯科技工士を目指したいです。

介護によるブランク(歯科医院希望)

両親の介護のため、5年前に歯科医院を退職しました。介護が少し落ち着き、社会復帰がしたいと考えるようになり、この度就職活動をはじめました。

前職では、主に歯科義歯の作成を行っていました。貴院は、高齢の患者さんが多く来院されると伺い、前職の経験を活かせるのではないかと考え、志望いたしました。

ブランクはありますが、積極的に勉強しながら患者さんに頼りにしていただける歯科技工士を目指したいです。

他職への勤務によるブランク(歯科技工所希望)

一般歯科にて3年間勤務した後、他業種の仕事も経験してみたいと思い、事務の仕事をしていました。そのため、パソコン業務は得意です。

矯正用アライナーを専門に取り扱う貴社では、主にパソコンを使用して技工物を作成すると伺い、これまでの事務経験が活かせるのではないかと思い志望いたしました。

歯科技工士としてはブランクがありますが、明るく柔軟な対応で業務に励みたいと思っています。

いかがでしたか?みなさんの志望動機作成の参考になれば嬉しいです。

また、上記で解決できないことがありましたら、歯科専門求人サイト「デンタルスタイル」までお気軽にご相談くださいませ!

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