2月17日の日曜日、東京都 TKP東京駅八重洲カンファレンスセンターにて、「口腔周囲筋ケアの基礎知識」が開催されました。
こちらはデンタルサポート株式会社が主催するセミナー。こちらに所属する歯科衛生士さんは、福利厚生としてさまざまなセミナーを受講できるそうです。(詳細はこちら)
今回参加された歯科衛生士さんはなんと150名!
当日の会場の様子をお伝えします♪
普段の衛生士業務にプラスアルファ!口腔周囲筋ケアって?
元々矯正歯科でデンタルエステとして、リラクゼーションやアンチエイジング、審美的要素を目的として行っていた口腔周囲筋マッサージ。
講師の高見澤先生は、このマッサージを予防歯科と融合させ、食いしばりのある方や顎関節症の方、MFT(口腔筋機能療法)が必要な方に対して、歯科衛生士としてお口のトータルケアを行えるように考案されました。
この口腔周囲筋ケアでは、ケアそのものだけではなく、全身を診ることや、患者さんのバックグラウンドまで診ることを重要視しているそう。
学ぶだけじゃない、みんなでつくり合うセミナー
参加者一人ひとりの思いやバックグラウンドを共有し、みんなでつくり合う時間を大切にするため、普段は少人数制にこだわってセミナーを開催されるという高見澤先生。
今回は、150名全員にふせんを配布し、受講生のみなさんに“セミナーを受けた理由”や、“誰のために学びたいか”、などといった内容を書き留めるワークショップが行われました。
その後、受講生同士で話し合う時間が設けられ、初めて会う方との自己紹介や、ふせんに書き留めた内容をみなさんで共有されていました。
情報満載の懇親会
セミナー終了後に開催された懇親会は、約50名の歯科衛生士さんが参加されていました。
講演中に聞けなかった質問や、セミナーの感想、いまの職場についてなど、さまざまな情報が飛び交い、終始和気あいあいとしていました。
会場には、セミナーで配布されたふせんが壁一面に。
“患者さんを驚かせたい!”、”自信を持ちたい”、“診療のマンネリを解消したい”といった受講生のさまざまな思いを、みなさんで共有できる場となっていました。
セミナーを終えて
主催のデンタルサポートさんが行った事後アンケートの一部を抜粋してご紹介します。
口腔周囲筋が固い患者さんだけでなく、様々な方に使えるケアだと思いました
患者さんとの信頼関係を築くための会話の大切さを再確認しました
歯科衛生士だからこそ役に立てると思いました
ご自身の口に関心を持っていただくきっかけになると思いました