ドックコーディネーターってどんな資格?

日本の歯科業界にはたくさんの資格制度が存在し、その代表格が歯科医師免許・歯科衛生士免許・歯科技工士免許です。

これらの資格は「国家資格」といって、国で認められている認定制度です。しかしその他にも、「協会認定資格」「学会認定資格」など、自身のスキルアップのための資格がたくさん制定されています。

今回はたくさんある資格のうち、特に歯科衛生士向けの資格「ドックコーディネーター」について、徹底解説しますよ!

[目次]
1.ドックコーディネーターとは?
2.ドックコーディネーターの業務
3.資格取得に求められること
4.資格のとりかた・費用について
5.ドックコーディネーターの働き方(coming soon…)

1.ドックコーディネーターとは?

歯科衛生士が正しい知識と技術の元に、歯科人間ドックにおいて検査と健康指導を実施するための資格です。

1998年に発足した一般社団法人 ジャパンオーラルヘルス学会(旧 日本歯科人間ドック学会)が認定している「学会認定資格」です。

歯科人間ドックとは、口腔内の検査を通して、口腔内だけでなく全身の病気も早期発見することを目的としています。
それによって、一生涯自分の歯で快適に食事ができるようにするものです。

2.ドックコーディネーターの業務

歯科ドックの基本的な流れは、図の通りです。

歯科ドックの基本メニュー(ジャパンオーラルヘルス学会 HPよりdStyle編集)
歯科ドックの基本メニュー(ジャパンオーラルヘルス学会 HPよりdStyle編集)

このような検査の流れを患者さんに説明したり、歯科衛生士でも可能な検査(口腔内写真撮影など)を行ったりするのがドックコーディネーターのお仕事です。

施設により内容は異なりますが、日本歯科大学附属病院の歯科人間ドックでは、問診の聞き取りと唾液検査、口臭検査、口腔内写真の撮影などを行っているとのこと。

3.資格取得に求められること

近年、お口の健康は全身の健康へ繋がるといわれていることや、“治療から予防へ”と意識がシフトしていることから、歯科ドックの需要は伸びつつあります。

ドックコーディネーターは「検査のプロ」ですから、口腔内の疾患と、基本的な全身疾患の所見、検査方法を学びます。

何事も早期発見がとても重要です。正しい知識をもち、歯科ドックを高度な水準で行うことで、国民の健康福祉に貢献できる資格なのです。

4.資格のとりかた・費用について

ドックコーディネーターの資格は、歯科衛生士免許を持っている方であれば、誰でも取得可能。試験は年に2回行われ、試験に合格すると資格を取得できます。

費用は、受験料が3,000円、資格申請料が3,000円、合格後の登録料が6,000円(2018年6月現在)。ジャパンオーラルヘルス学会会員の場合、登録料は免除されるそうです。

認定試験スケジュールはこちら

試験はマークシート形式の多肢選択問題と、記述式の状況設定問題があります。勉強は、以下のテキストや、学会HPの公開問題で行うことができます。

小川智久(2013)『これさえあれば明日からできる! 新・歯科人間ドック基本マニュアル』クインテッセンス出版
『これさえあれば明日からできる! 新・歯科人間ドック基本マニュアル』へ

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いかがでしたか?

日々の診療のスキルアップとして、自信にもつながる資格なのではないでしょうか?まずはセミナーや講習会を受けたり、受講生の声を直に聞いてみるのもいいかもしれませんね。

応援しています!