学会などが認定している認定歯科衛生士制度。
専門性の高い臨床を行ったり、多くの人の前で発表をしたりと、そのような姿に憧れている方も多いと思います。
dStyleでは、いろいろな学会の認定衛生士をご紹介。
ベテランの方から復職した方、新人の方まで、みなさんとってもいい方なので、学会で会ったらぜひお声がけしてみてくださいね。
今回の認定資格FILE
PROFESSIONAL CAREER HISTORY2011年 2016年 |
DH PROFILE
歯科衛生士歴: 8年
休職年数: 0年
ペリオ歴: 8年
認定衛生士歴: 2年
Interview
院長や先輩方が歯周病治療を専門に業務をしていたことがきっかけです。
はじめは歯周病に対して深く興味があったわけではありませんが、そんな方々と仕事をしているうちに、自分も正確な知識を身につけて歯周病を治したい!という気持ちが強くなりました。
規格性をもった口腔内写真の撮影や、ケースプレゼンテーションを行うことには苦労しました。
しかし、牧草歯科医院では、いろいろな先輩方に教えていただける環境が整っていたので、ほかの歯科医院に勤めている衛生士さんと比べると、取りやすかったのかなと思います。
発表症例を決定し、作成すると決めてからは、3〜6ヶ月で資料を作成しました。
また、いろいろな勉強会に出席し、人前で話をするという機会をいただきました。
そこで緊張せずに話ができるよう、プレゼンテーションを何度も練習しました。
質疑応答に対しても、どんな質問にも答えられるよう、先生や先輩方の意見を聞いて試験にのぞみました。
そのおかげか、本番ではまったく緊張せずいつも通り発表できましたね。
自分自身のモチベーションの向上や、患者さんとの信頼関係の構築につながります!
認定歯科衛生士に口の中を診てもらうということを嬉しく思ってくれる患者さんも多いです。
また、勤務先の歯科医院に対してのアピールにもなるので、すごくいい資格だと思います。
歯科衛生士は歯周病に特化することでやりがいを感じられる職種だと思います。
日本歯周病学会認定歯科衛生士を取得することを目標に設定すると、自分自身のモチベーション向上にもつながり、歯科医院や患者さんに対して、「他の歯科衛生士と違います」というアピールもできます。
そして、認定資格は取得して終わりではなく、取得したことにより、その後さらにプラスにつながる経験もたくさんできます。
私は現在、この資格を活かして、日本歯周病学会認定歯科衛生士を取得するためにJIPIという勉強会を開催しています。
開催日時:2019年5月26日 10:00〜16:00
開催場所:ビジョンセンター横浜 302号室
JIPIでは症例発表の練習や質問応答などができる場を作っています。
歯周病の分野ではまだまだ認定歯科衛生士の人数が少ないです!歯周病のスペシャリストを目指して、一緒に頑張りましょう!
FAVORITE TOOL
日本歯周病学会の指導医でもある牧草一人先生が作成されたプローベです。
歯周ポケットの状態が正常なのか、歯周病が中等度か重度かが分かるようになっています。
最大20㎜まで測定可能なので、手術の時に歯肉の幅や長さの測定に使用します。
Work Clinic
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