学会などが認定している認定歯科衛生士制度。
専門性の高い臨床を行ったり、多くの人の前で発表をしたりと、そのような姿に憧れている方も多いと思います。
dStyleでは、いろいろな学会の認定歯科衛生士をご紹介。
ベテランの方から復職した方、新人の方まで、みなさんとってもいい方なので、学会で会ったらぜひお声がけしてみてくださいね。
今回の認定資格FILE
PROFESSIONAL CAREER HISTORY1982年 1984年 1997年 2001年 2013年 |
DH PROFILE
歯科衛生士歴: 24年
休職年数: 13年
マイクロ歴: 12年
認定衛生士歴: 6年
Interview
現在働いている歯科医院には2000年から衛生士専用のマイクロスコープがありましたが、はじめは操作方法に慣れなくて、一度断念しました。
そのうち、私は老眼鏡をかけることが必要な年齢になりました。その時にマイクロスコープを使用すれば老眼鏡をかけずに診療をすることができることが分かりました。
そこで思いきってマイクロスコープの使い方を習得する決心をしました。
患者さん自身の口腔内を拡大して、録画ができることです。
特に動画のメリットは大きく、たとえば歯石除去中に歯肉溝から出てくる瞬間の歯石を見せることも可能なので、患者さんの動機付けに役立っています。
マイクロスコープを使い始めたばかりの頃は、パソコンのマウス操作もできないほどでした。
そのため、5分弱の動画を提出するために、パソコンの使い方を覚えるのが大変でした。
マイクロスコープを使いこなすには、ある程度のトレーニングが必要です。
はじめが肝心ですので、変な癖がつく前に基本的な操作方法を指導してくれるセミナー等に参加されると良いでしょう。
わたしの診療STYLE
主にミラーを使用しています。ルーペや肉眼での施術はほぼせず、常にマイクロスコープを使用しています。
また、映像を記録して患者さんに見せるために、録画プレゼンシステム専用機を導入しています。
診療の効率化と衛生管理のため、録画のコントロールはフットペダルを使用し、患者さんに説明する時はタッチパネルモニターを使用しています。
FAVORITE TOOL
スマイルデンタルファクトリー合同会社から販売されているエアーミラーです。
こちらはフットペダルで操作してエアーをかけることができるため、スケーリング中のミラーについた水滴を除去し、常に視界をクリアにすることができます。
Work Clinic
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