わたしのDHスタイル #14 関和貴子さん『歯科衛生士がスタディーグループに所属する価値』

歯科衛生士は社会的価値の高い大切な職業であり、この社会になくてはならない存在です。

dStyleでは、今まさに臨床の現場ではたらいている方々にスポットライトを当て、等身大の歯科衛生士ライフを語っていただきました。

このインタビューが、歯科業界で輝くきっかけになれば嬉しいです。

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今回は、歯科衛生士歴14年目の関和貴子さんにお話を伺いました。

マルタへの語学留学で培ったコミュニケーション力を活かし、歯科医院では患者さんに寄り添った治療を心がけているという関さん。

都内の歯科医院で正社員として勤務するかたわら、株式会社プラスアルファに所属し、休日にはセミナー講師を務めるなど、幅広く活躍されています。

関和貴子さん
関和貴子さん

留学してよかったと思うこと

留学に行くまでの私は、他人に厳しく、「私はできるのにあなたはどうしてできないの?」と思うようなことがありました。

しかし、留学先のマルタでは、留学生同士が第二言語である英語を使ってコミュニケーションをとります。そのため、はじめは自分の言いたいことをなかなかうまく伝えられません。そんな中でも、相手が言おうとしていることを汲みとりながらコミュニケーションをとると、お互いに理解しあえるようになりました。

その経験から、相手の歩幅にあわせて人と接したいと思うようになりました。

また、マルタで出会った人たちは、マイナスのことが起きてもそれをプラスに変える力をもっていました。

彼らは落ち込むことがあってもすぐに気持ちを切り替えることができ、良い意味で「頑張りすぎない」という姿勢をもっています。私はそんな彼らからたくさんのことを学び、「これからは、小さいことでイライラしていた時間やエネルギーを、楽しいことに使っていこう!」と考えられるようになりました。

留学先の仲間たちと
留学先の仲間たちと

仕事をする上でこだわっていること

患者さんの歩幅にあわせることです。患者さんの性格を見て、その人にあった話し方、治療のペースを提案するように心がけています。

また、患者さんとプライベートな話をすることで、歯科医院に通院している背景を知るようにしています。

無理のない治療を提供するためにも、それぞれの患者さんにあわせて、歯科医院に来ることがしんどくならないようなアプローチを考えて行っています。

働く中で、うれしかった出来事

歯科医院を退職することになったときに、ある患者さんが「歯科医院が変わってもついていく!」と言ってくださったことです。また、小児患者さんのお母さんからは、「子どもの成長をずっと診ていってほしい」と言っていただけました。

歯周治療を受けている患者さんが、最初はめんどくさいといっていたブラッシングも、いつのまにか習慣化していただけることなど、歯科衛生士として仕事をしていく上で、嬉しいと感じることはたくさんあります!

セルフケア用品を選ぶ関さん
セルフケア用品を選ぶ関さん

株式会社プラスアルファについて

無理なく楽しく」というスローガンに共感できたことと、代表の黒川綾さんや、メンバーの人柄に惹かれたことがきっかけで、勉強会に参加するようになりました。

プラスアルファはもともとスタディグループからはじまったので、いろいろな歯科衛生士の方と一緒に勉強することができます。なかなか自分では勉強する気になれなかった私も、プラスアルファでは楽しみながら学ぶことができました。

また、院外の歯科衛生士と横のつながりができるので、行くだけでもモチベーションが上がります!

私は6年前からプラスアルファに所属していますが、普段は歯科医院で通常の歯科衛生士業務を行っています。プラスアルファの仕事としては、企業様が主催するセミナーのサポートなどを行っています。昨年のワールドデンタルショーでは、テーブルセミナーの講師を務めさせていただきました。

リステリン®︎テーブルセミナーの案内
リステリン®︎テーブルセミナーの案内

おすすめのグッズ

TePeのコンパクトタフトです。
私は元々タフトブラシが好きなのですが、とくにこのタフトブラシは毛量がしっかりしているので、清掃性が高いと感じます!

TePe コンパクトタフト(引用:クロスフィールド株式会社TePeカタログ)
TePe コンパクトタフト(引用:クロスフィールド株式会社TePeカタログ)

現在取り組んでいること

患者さんと接する歯科衛生士という仕事をずっと続けていきたいです。もちろん働いていれば大変なこともたくさんありますが、患者さんと長く寄り添える歯科衛生士になりたいと考えています。

その中で、いろいろな経験ができるプラスアルファの仕事も行っていくことで、私自身の歯科衛生士としての幅を広げていきたいです。

おすすめの勉強方法

自分一人で勉強するとなると、勉強する時間をなかなか確保しようとしなかったり、モチベーションが保てなかったりということがあります。しかし、歯科衛生士同士で勉強する場があると、みんなと一緒になって勉強することができます。

また、勉強家な先輩衛生士の方々と知り合うと、興味深い情報を教えてもらえるので、勉強会に来てよかったと感じます。

プラスアルファでは、勉強はもちろん、マナー研修など人として成長できる場を提供してくれます。
(参照:歯科専門の接遇講師によるコミュニケーションマナー研修が開催!

ご興味のある方は、ぜひ一緒に学びましょう!

ワールドデンタルショーでプラスアルファの仲間たちと
ワールドデンタルショーでプラスアルファの仲間たちと

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dStyleでは、“歯科で働く希望と可能性をあなたに”をコンセプトに、さまざまなフィールドで活躍する歯科衛生士の方々へインタビューを行っています。

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