学会などが認定している認定歯科衛生士制度。
専門性の高い臨床を行ったり、多くの人の前で発表をしたりと、そのような姿に憧れている方も多いと思います。
dStyleでは、いろいろな学会の認定衛生士をご紹介。
ベテランの方から復職した方、新人の方まで、みなさんとってもいい方なので、学会で会ったらぜひお声がけしてみてくださいね。
今回の認定資格FILE
PROFESSIONAL CAREER HISTORY2002年 2003年 2013年 |
DH PROFILE
歯科衛生士歴: 16年
休職年数: 0年
マイクロ歴: 12.5年
認定衛生士歴: 6年
Interview
始めたきっかけは“なんとなく”なんです。
そのうち、カリエスの進行抑制を期待して、見落としがないようにしたいと思うようになり、マイクロを使い始めました。
拡大でき、よく見えることです。
また、録画機能を使って術前術後の比較ができるため、患者さんに説明しやすいです。
スタッフ間での情報共有においても役立っています。
日本顕微鏡歯科学会認定衛生士の第1期だったので、他の衛生士さんがどんなレベルの症例を出してくるのか、未知で不安でした。
過去に撮影しておいた大量のTBI、PMTCの動画から3症例を選び出すのにも一苦労…。
動画にテロップを入れるのですが、文字の色や大きさをどうするかについても悩みました。
さらに、私自身があがり症であるため、試験官の先生お二方の質問に答えられるかが一番の不安要素でした。
筆記試験もありますので、むずかしくて点数が取れなかったらどうしようかとも思いました。
院長が認定指導医なので不合格にはなるわけにいかないプレッシャーもありました(笑)
資格を取得してから3年半は、マイクロスコープがあるクリニックにいたにも関わらず、まったく使用しませんでした。
必要性を感じない限り、使用することは少ないかもれませんが、どんな病変も見落とさない環境を作るために、マイクロスコープは非常に有効だと思います。
わたしの診療STYLE
マイクロスコープをたくみに動かし、直視で見える位置に配置します。
これは、誰かとお互いに練習しあえる環境にいる方におすすめの方法です。
上顎前歯部は非常に有効です。
実際の業務では、ケアルームのマイクロでは直視での施術ができないため、必要に応じて院長の診療ルームのマイクロを借りて施術するようにしています。
FAVORITE TOOL
カールツァイス社のマイクロスコープを愛用しています。
以前使っていたT字グリップに慣れているので、あえてグリップをカスタマイズして使っています。
Work Clinic
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