歯科衛生士は社会的価値の高い大切な職業であり、この社会になくてはならない存在です。
dStyleでは、今まさに臨床の現場ではたらいている方々にスポットライトを当て、等身大の歯科衛生士ライフを語っていただきました。
このインタビューが、歯科業界で輝くきっかけになれば嬉しいです。
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今回は、歯科衛生士歴14年の高橋かおりさんにインタビュー。
歯科医師である兄の影響を受け、歯科衛生士免許を取得。診療所に8年間勤務された後、訪問歯科にて4年間勤務。2年前よりハミガキ専門店Hamigaki Life（ハミガキライフ）に勤務されています。
（参照：歯科衛生士が活躍するハミガキ専門店Hamigaki Lifeに行ってみた）
ハミガキライフで働こうと思ったきっかけ
2年前、主人の転勤のため札幌に引っ越し、新しく仕事を始めようと思った時に、求人を見たのがきっかけです。
歯科衛生士としてハミガキ用品などの商品を販売するという新しい働き方に魅力を感じ、こちらで働きたいと思いました。
業務内容について
普段の業務では、主にハミガキ用品の販売をしています。
その他に、札幌市内でイベントを行う際には販売のお手伝いや設営や荷物搬入をします。
また、歯やハミガキについてブログで発信することもあります。
（参照：Hamigaki Life公式ブログ）
歯科医院勤務と比較して
歯科医院での仕事と比べると、物販イベントなどの際の荷物の搬入や設営は大変です。
ただ、そういったイベントでは、たくさんのお客様にお会いしてハミガキ用品の良さや、ハミガキの大切さをお伝えすることができるので本当に楽しいです！
場所こそ診療室ではありませんが、私は販売を通じて、予防歯科の啓発活動を行っている気持ちでお客様に接しております。
仕事をする上でこだわっていること
お客様の話をよく聴くことです。
よく聴いた上で、お客様の求めている商品により近いものを提案するように心がけています。
そして、ただ販売するだけではなく、使い方やその製品の情報など、お客様の役に立つようにプラスアルファの情報をお話しするようにしています。
お気に入りのグッズ
ハミガキライフの守屋店長がお店を始めるきっかけになったTePeスプリーム！このスプリームには、私も歯ブラシに対する固定概念が覆されました。
あるお客様が「この歯ブラシのよさは使ってみないとわからないのよね！」とおっしゃられたのですが、本当にその通りで、使い心地の良さが素晴らしいんです。
今までの人生の中で、やっておいてよかったと思うこと
やっておいてよかったと感じるのは、訪問歯科です。
施設にて、お一人お一人とコミュニケーションをとりながら口腔状態を観察し、清掃させていただいたことが本当に勉強になりました。
その経験が、現在販売を行う上でさまざまな年齢の方に合ったアドバイスができることに繋がっていると感じております。
今取り組んでいること
この仕事をしていると、お客様に「歯ブラシは、どれくらいの期間で替えたらいいですか？」と聞かれることが本当に多いです。
もしお客様が、歯ブラシを替えるタイミングが分からず、古い歯ブラシを使い続けていることで清掃効果が落ちているとしたら、本当にもったいないと思うのです。
現在ハミガキライフでは、月に一度の歯ブラシ交換を推進していますが、これからはもっと色んな場所で推進していきたいと思っております。
また、私のような歯科衛生士の資格を活かせる職場が、診療所の他にももっと増えることを期待しています。
