見学を希望する医院が見つかったら、まずは歯科医院へ連絡するところからはじまります。
この時点ですでに医院からはマナーを見られている、つまり選考がはじまっていると考えた方が良よいです。
見学の連絡を受けるのは、院長ではなく受付の方かもしれません。しかし、その対応が院長に伝わりますので、アポイント時のマナーも、選考に影響を与えると考えた方がよいでしょう。
1.見学の依頼と日程調整のマナー
2.メールのポイント
1.見学の依頼と日程調整のマナー
まず求人サイトの応募フォームや、歯科医院の電話番号、メールで見学依頼の連絡をします。
最初はメールで連絡する方が多いと思いますが、メールのマナーが良くないと、それだけでマイナスの印象を持たれてしまいます。
それでは、見学依頼のメールの良い例と悪い例を紹介します。
悪い例
見学希望、○日 10時
これは極端な例ですが、友達感覚で最初のメールを送ってしまうと、失礼な印象を与えてしまいますので注意しましょう。
次は理想的な見学依頼の文面です。
良い例
○○クリニック
採用ご担当者様(氏名が分かる場合は「△△先生」と記載)はじめまして。xx xx(フルネーム)と申します。
dStyleで貴院の求人を拝見してご連絡差し上げました。私はaaaを希望し転職活動中ですが、bbbとcccの点が私の希望と合致していると考え、貴院の見学を希望しております。
お忙しい中恐れ入りますが、見学の機会を頂戴できますと幸いでございます。
私の都合で恐縮ですが、下記日程のいずれかで見学させていただくことは可能でしょうか。
【日程】
○月○日(○曜日)10:00〜15:00
○月○日(○曜日)10:00〜15:00
○月○日(○曜日)10:00〜15:00なお、私の経歴を添付いたしますので、併せてご査収くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
2.メールのポイント
① 宛先と自分の氏名を正確に記載する
② 見学を希望している理由を記載する
あなたがどのような点に興味を持って見学にきてくれるかが事前に分かっていれば、医院側としては回答を用意できますし、なにより意欲が高い人だという点が医院に伝わります。
③ 見学希望日程は幅広く3日程以上提示する
医院側も、診療の合間を縫って見学を受け付けています。ピンポイントの日程指定は避けましょう。
④ 履歴書を添付するなど、事前に経歴を伝える
“見学”は歯科独特のもので、応募とも面接とも異なる位置付けとなります。
しかし、医院側の立場に立つと、事前に経歴がわかることで、医院についての説明内容も変わってきますし、志望意欲を伝えることができます。
見学前に履歴書が完成していない場合は、メール本文に簡単な経歴を記載する形でも問題ありません。
人気のある医院は複数の応募者がいますので、見学の時点で見送りとなるのはもったいないですよね。
見学に限らず、相手の立場に立ったコミュニケーションを心がけましょう!
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