医院見学で歯科衛生士が気をつけるべきマナーとは?

今回のコラムでは、「医院見学で歯科衛生士が気をつけるべきマナーとは?〜初回コンタクトと日程調整〜」の次、見学日程が確定した後のマナーについてまとめました。

それでは、実際に医院に訪問した際のマナーを見ていきましょう。

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[目次]
1.身だしなみ・服装
2.持ち物
3.立ち振る舞い

1.身だしなみ・服装

① 髪型

髪の色はヘアトーン7〜8以下で、きちんとまとめていきましょう。特に前髪がある方はヘアピンで留めて清潔感を出しましょう。
(参考:コンサルタントの視点から 第14回「歯科医院の髪色を考える」-WHITE CROSS

② 服装

白いブラウスに、黒か紺、グレーのシンプルなリクルートスーツ。そして黒のパンプスが無難です。

清潔感があり主張が強過ぎない方がよいので、あまりおしゃれを意識し過ぎないように注意しましょう。

③ メイク・ネイル

メイクはナチュラルメイクが基本です。
土地柄にもよりますが、見学時はおしゃれよりも悪印象を持たれないことを重視しましょう。

医療施設ですので、ネイルは派手なものは好まれません。ナチュラルな色にして、短く切りましょう。

2.持ち物

① バッグ

履歴書が折らなくても入るものを選び、リクルートスーツに合うような黒を選ぶのが無難です。

② 履歴書

当日面接を予定していない場合でも、念のため履歴書を用意した方が無難でしょう。

見学直後に面接を希望する場面で履歴書があると、“準備してきてくれた”という良い印象を残すことができます。

③ 筆記用具

カバンの中ではなく、すぐに取り出せるポケットにボールペンと小さなメモ帳を携帯しておきましょう。

普段使っているメモ帳やスケジュール帳だと持ち運びづらく、すぐに取り出せない可能性があります。

④ その他

備えあれば憂いなしですので、医院の地図や求人票をプリントアウトしたものもは持参しておきましょう。

3.立ち振る舞い

見学という場面ではありますが、院長先生だけではなく他のスタッフさんや患者さんもあなたを見ていると思って立ち振る舞うべきでしょう。

医院見学では立ち居振る舞いに気をつけましょう

① あいさつ

歯科医院に入る際はもちろんのことですが、患者さんやスタッフさんとすれ違う際などもポイントです。歯科衛生士は接遇も大切な仕事ですので、当たり前のことですが笑顔や元気のよさは大切です。

心がけてはいるものの、見学時にどういう言葉であいさつしたらいいのか分からないという声も聞きますが、「こんにちは」「お疲れ様です」「お大事に」など相手に応じて使い分ければ問題ありません。

医院ごとのルールやマニュアルがあるかもしれませんが、見学時は気にせず“明るさ” と“笑顔” を心がけましょう

② 聞く姿勢

中途採用の面接にありがちですが、知ったかぶりをしたり、反対に必要以上に質問をしたりしてしまう方がいます。

案内してくれている方は、あなたの経歴を知らずに丁寧に説明してくださっているものだと考えて、不必要な指摘は避けるようにしましょう。

また見学中に過度に疲れたそぶりや、壁にもたれての片足立ち、表情を失ってしまうなどは注意が必要です。そういう姿は誰かが見ていますので、緊張感を持って見学に臨みましょう

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