歯科衛生士のキャリアとしての魅力を客観的に考えてみよう

日本歯科衛生士会の調査結果によると、歯科衛生士の仕事の魅力として「国家資格であり一生続けられる」が66.9%、「専門性の高い仕事である」が62.6%、「人や社会に貢献できる」が51.2%という結果でした。
(参照:第8回 歯科衛生士の勤務実態調査報告書-公益社団法人 日本歯科衛生士会

歯科衛生士として働いているだけでは、他の職業と比較して客観的に仕事の魅力を感じる機会は少ないかもしれませんが、歯科衛生士のキャリアとしての魅力をまとめました。

歯科衛生士の勤務実態調査 『図4-2 歯科衛生士の仕事の魅力(複数回答)』より
歯科衛生士の仕事の魅力(歯科衛生士の勤務実態調査を元にdStyleが編集)

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[目次]
1.国家資格を活かして一生続けられる
2.配偶者が転勤となっても仕事が見つけやすい
3.社会貢献性の高い仕事

1.国家資格を活かして一生続けられる

【歯科衛生士の年齢まとめ】定年は?何歳まで働ける?の説明にある通り、歯科衛生士は各年代でまんべんなく勤務しており、年齢が高くなったり、出産・育児を経ても働ける職業といえます。

また、歯科衛生士の不足が歯科医療全体の課題となっていることから、さらに歯科衛生士が働きやすい環境が整備されていくと予想されます。

2.配偶者が転勤となっても仕事が見つけやすい

歯科衛生士は求人数が多く、都市部ではない地域でも歯科医院はあります。

一般の事務職などでは、配偶者の転勤にともない都市部以外に転居することになった場合、就職先がなく苦労することが多くあります。

そのため、やむなく働くことを断念する人や、これまでのキャリアを活かせない仕事へ就くことも少なくありません。

歯科衛生士であれば、どのような地域に転勤になったとしても仕事を見つけやすいことが魅力の一つです。

3.社会貢献性の高い仕事

口の健康は全身の健康に繋がっており、歯科衛生士は歯・口腔の健康づくりをサポートする専門職です。

食べる力、生きる力をサポートすることは、社会貢献性の高い仕事といえるでしょう。

さらに現在は少子高齢化や医療費の膨張が日本全体の課題となっているため、「予防」は大きなテーマとなってきます。

その状況において歯科衛生士に求められる期待はさらに大きくなっていくでしょう。

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