歯科衛生士の休暇事情!8割が有給休暇ありと回答

転職先を選ぶ上で、勤務地と同様に休暇を重視される方も多いです。

求人票には所定の休日や「有給休暇あり」の表記はありますが、実際に有給を取得できているかどうかはわかりづらいですよね。

そこで休暇の実態についてまとめました。

*この記事は2020年12月16日に更新しました

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[目次]

1.有給のある歯科医院はどれくらい?
2.有給休暇が取得できる医院かどうかを知るには?

1.有給のある歯科医院はどれくらい?

日本歯科衛生士会発表の歯科衛生士勤務実態調査によると、「常勤」の場合、92.6%の歯科衛生士が勤務先に有給休暇があると回答しています。しかし、診療所に限定すると85.1%に留まっています。
(参照:第8回 歯科衛生士の勤務実態調査報告書-公益社団法人 日本歯科衛生士会

病院などと比較するとやや低いですが、それでも前回の調査よりも18.2%増加しており、歯科医院の有給に対する意識は高まってきています。

また、付与される日数は「20〜29日」が34.5%ともっとも多く、次いで「10〜19日」が28.8%となっています。

前回の調査では「15〜21日」が32.9%ともっとも多く、次いで「8〜14日」が22.9%となっていたため、付与日数についても、年々増加傾向にあることが分かります。

8割の歯科衛生士が有給休暇があると回答

2.有給休暇が取得できる医院かどうかを知るには?

このように制度上の有給休暇があるものの、実際にスタッフが有給を取得しているかは別の話です。

やはり交代できるスタッフ数が少ない医院では取得しづらい傾向があり、中規模以上の歯科医院はスタッフの人数も多く取得しやすいといえます。

求人票に「有休取得率100%」などと取得率をPRしている医院は、実際に有給が取りやすいことが多いでしょう。

また面接では聞きづらい内容かもしれませんが、思い切って質問してみることをおすすめします。

面接冒頭から給与や休暇に関する質問をすると、マイナスの印象を与えてしまいますが、最後の質疑応答の時間であれば聞いても問題ないでしょう。

ただし、ストレートに「有給の取得率は高いですか?」と聞くのではなく、

前職では○○だったのですが、貴院ではいかがですか?
スタッフの方で有給を取られる方もいると思いますが、どのようなルールで取っていますか?

など、あなたが積極的に有給を取りたいというよりは、前職との比較をしたい、医院のルールや規定を知りたい、という伝え方をすれば、マイナスの印象を与えずに質問することができます。

具体的な有給取得率を答えてもらうことは難しいかもしれませんが、有給に関する医院の考え方や状況は見えてくるでしょう。

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