歯科助手の給料はどのくらい?全国平均や他の職業との比較も紹介!

特に、
歯科助手として働いてみたいけど、歯科助手の給料はどのくらいなのだろう…

と悩まれていませんか?

専門的で難しい仕事のイメージが強い歯科助手だからこそ、自分が働くときの条件は知っておきたいですよね。

この記事では、歯科助手の給料について徹底解説していきます!

記事後半では、歯科助手が給料アップを目指すためにできることも解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

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[目次] 

1.歯科助手の給料
2.歯科助手にボーナスはあるの?
3.歯科助手に昇給はあるの?
4.他の職種との比較
5. 歯科助手の給料を上げるには?

1.歯科助手の給料

ここからは、歯科助手の給料を、以下の項目に分けて詳しく解説していきます。

  1. 初任給
  2. 平均年収
  3. 平均月収
  4. 平均時給(アルバイト・パート)

よろしれば、参考にしてくださいね。

① 歯科助手の初任給

デンタルスタイルの求人を見ると、歯科助手の平均的な初任給は18.7万円。年収にすると、およそ224万円です。

比較しやすいように、2019年に実施した厚生労働省の調査資料を参考にします。

賃金構造基本統計調査をみると、女性の学歴別初任給は以下の通りです。
(参照:令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給-厚生労働省

  • 大学院修士課程修了…23.8万円
  • 大学卒…20.7万円
  • 高専・短大卒…18.3万円
  • 高校卒…16.5万円

上記資料を見ると、歯科助手の初任給は、高専・短大卒の女性の平均と同じくらいです。

歯科助手の仕事は資格がなくてもできますが、他の職種と比べると専門的なので、高専・短大卒と同等の初任給でしょう。

② 歯科助手の平均年収

歯科助手として働いた際の、平均年収がどのくらいなのか気になりますよね。

歯科求人・転職サイト「デンタルスタイル」に掲載された求人を見ると、歯科助手の平均的な年収は、およそ224〜292万円です。

平均年収といっても、自分が住んでいる都道府県と比べないと判断しづらいですよね。

つづいて、地域ごとに見た歯科助手の平均年収は以下の通りです。

  • 北海道・東北…199〜259万円
  • 関東…236〜317万円
  • 北陸・東海…218〜282万円
  • 近畿…223〜270万円
  • 中国・四国…217〜270万円
  • 九州・沖縄…196〜250万円

もっとも少ないのが九州・沖縄地方で196〜250万円。もっとも多いのが関東で236〜317万円です。

九州・沖縄地方と関東地方では、40〜67万円の差があります。

関東地方は年収が高くてうらやましく思われがちですが、家賃や物価が高いので、生活水準を考えると大きくは変わりません。

③ 歯科助手の平均月収

歯科助手の平均年収は224〜292万円でしたが、平均月収はどのくらいなのでしょうか?

デンタルスタイルの掲載求人を調べたところ、18.7〜24.3万円が平均でした。もっとも多いのは20万円台。次いで多いのが18万円台です。

歯科医院によっては年俸制のところもありますが、月々18〜19万円のお給料で、賞与が支払われるところが多いようですね。

給与形態やボーナスの有無などは歯科医院によって多少違いがあるので、事前によく調べておくのがおすすめです。

④ アルバイト・パートで働く歯科助手の平均時給

産休明けや、他にやりたいことがある場合など、アルバイトやパートとして歯科助手の仕事をする人も多いですよね。

専門的な仕事をする歯科助手の時給は、どのくらいになるか気になる人も多いはず。

デンタルスタイルの掲載求人を見ると、アルバイトやパートとして働いた際の歯科助手の時給の全国平均は、1,024〜1,280円です。

もっとも時給が高い歯科医院では、経験者で時給2,000円というところも。

歯科助手のお給料は、資格の有無や経験年数によって大きな差があるようです。

次に、地域ごとの平均時給を調査しました。地域ごとの平均時給は、以下の通りです。

  • 北海道・東北…946〜1,075円
  • 関東…1,071〜1,376円
  • 北陸・東海…993〜1,150円
  • 近畿…965〜1,230円
  • 九州・沖縄…915〜1,030円

もっとも少ないのが九州・沖縄地方で915〜1,030円。もっとも多いのが関東で1,071〜1,376円です。

「なんだ、九州や沖縄だと時給が安いのか…」と思ってしまうかもしれませんが、福岡県の最低賃金は842円、沖縄県の最低賃金は792円なので、歯科助手は他の職種と比べて平均時給が高いことがわかります。

仕事が専門的でやりがいも多い分、時給にも反映されているといえるでしょう。

2.歯科助手にボーナスはあるの?

歯科助手の給料で気になるところは、やっぱりボーナスですよね。

ボーナスは歯科医院によって差があり、個人経営の歯科医院や年俸制をとっている歯科医院だとないところもあります。

デンタルスタイルに掲載されている中では、67.4%が賞与ありの求人でした。

ボーナスがある歯科医院では、夏と冬の年2回、もしくは冬のみに支給のところが多いようです。

金額は、基本給の1ヶ月〜3ヶ月分であることが多いですが、業績や働き方によって変動があります。

求人に応募する際には、しっかり確認をしておきましょう。

求人票に記載がない場合は、面接で確認しておくと良いです。

聞きづらい内容ですが、働いてみて「こんなはずじゃなかった…」とならないためにも、勇気を出して質問しましょう。

3.歯科助手に昇給はあるの?

社会人として働くうえで、モチベーションのひとつにもなる昇給制度。

多くの歯科医院では、歯科助手にも昇給制度が取り入れられています。

昇給のタイミングとしては、年に1回と定めているところが多いですが、歯科医院によっては、できる仕事が増えるたびに少しずつ昇給していくところも。

スキルや業績に応じて、昇給内容が変化する場合がほとんどです。

ボーナスと同じで、昇給制度の有無や時期などについても、事前に確認しておきましょう。

4.他の職種との比較

歯科助手の平均月収がわかったら、他の職業と比べて多いのか少ないのかが気になるところですよね。

厚生労働省によると、2019年における女性の平均月収は25.1万円
(参考:令和元年賃金構造基本統計調査の概況-厚生労働省

歯科助手の平均年収が224〜292万円なので、この数字を12ヶ月で割って月給を算出すると18.7〜24.3万円になり、全国平均の月収よりも多少低い金額となっています。

しかし、デンタルスタイルの求人を見ると、約67.4%の歯科医院で賞与が支給されているため、この金額よりも所得が高い場合が多いでしょう。

つづいては、歯科助手と他の職種の給料を比較していきます。

転職したいと思ったときに、他の職種と歯科助手で迷うこともあるかもしれません。

ここでは、歯科助手と悩む人が多い仕事3つと比較するので、ぜひ参考にしてくださいね。

歯科助手と一般事務の比較

歯科助手と同じく女性に人気がある仕事の一般事務。歯科助手とどのくらい給料が変わるのでしょうか?

以下に、一般事務と歯科助手の平均的な給料をあげます。

一般事務

  • 平均年収…312万円
  • 月給換算…26万円
  • アルバイト・パート…時給982円

参照:人気職種の給料情報-求人ボックス 給料ナビ

歯科助手

  • 平均年収…224〜292万円
  • 月収換算…18.7〜24.3万円
  • アルバイト・パート…時給1,024〜1,280円

平均年収を見ると、歯科助手の方が給料が低いと感じますね。

一般事務は、スキルや経験、資格によっては高収入を目指せるので、歯科助手との給料差が出たといえるでしょう。

しかし、アルバイトやパートの時給は、歯科助手の方が高い傾向にあります。

歯科医院は全国各地にあり、基本的な業務内容は変わらないため、結婚や出産などのライフステージにあわせて転職をしても、キャリアに影響しづらいことが理由ではないでしょうか。

歯科助手と医療事務の比較

医療事務も人気が高い仕事ですよね。歯科助手か医療事務かで悩む人も多いです。

医療事務のお給料は、歯科助手とどのくらい変わるのでしょうか?

以下に、医療事務と歯科助手の平均的な給料をあげます。

医療事務

  • 平均年収…340万
  • 月給換算…28万
  • アルバイト・パート…時給982円

参照:人気職種の給料情報-求人ボックス 給料ナビ

歯科助手

  • 平均年収…224〜292万円
  • 月給換算…18.7〜24.3万円
  • アルバイト・パート…時給1,024〜1,280円

医療事務の平均年収は340万円ですが、実際に多いのは年収258〜318万円です。

医療事務の場合は、働く医院の大きさや勤務年数によっても収入に差が出るので、歯科助手の給料と差が開いたように見えやすいです。

しかし、実際に多い年収を考えると、歯科助手と医療事務はほとんど同じくらいでしょう。

歯科助手と歯科衛生士の比較

歯科助手からのスキルアップとして、歯科衛生士になりたいと思う人も多いですよね。

歯科衛生士と歯科助手とでは、どのくらいの差があるのでしょうか?

2019年の調査結果によると、歯科衛生士の全国平均の年収は370.5万円。月給は26.9万円です。
(参照:歯科衛生士のお給料・年収・時給・退職金を徹底解説!

以下に、歯科衛生士と歯科助手の平均的な給料をあげます。

歯科衛生士

  • 平均年収…370.5万
  • 月給換算…26.9万
  • アルバイト・パート…時給1,391円〜1,814円

歯科助手

  • 平均年収…224〜292万円
  • 月給換算…18.7〜24.3万円
  • アルバイト・パート…時給1,024〜1,280円

歯科衛生士の平均年収は370.5万円。歯科助手と歯科衛生士では、資格があるため歯科衛生士の方が給料が高いです。

歯科衛生士は資格がある分、勤め先の歯科医院の規模や、勤続年数などによって年収の幅も広くなります。

また、時給についても、歯科衛生士は1,391円〜1,813円、もっとも高いところでは3,300円の歯科医院まで、大きく幅があります。

資格を利用して、パートやアルバイトとしても高時給で働きやすいでしょう。

歯科助手として働いていて「もっと給料をあげたい!」「もっと色々な仕事がしたい!」と思ったら、歯科衛生士の資格を取得するのもいいですね。

5.歯科助手の給料を上げるには?

ここまでは、歯科助手の年収などについて解説してきました。

ここからは、歯科助手として働きながらお給料をあげたい人に向けて、解説していきます。

歯科助手のお給料を上げるポイントは次の3つ。

  1. 資格をとる
  2. 勤続年数を増やす
  3. 転職する

それぞれ、解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

① 資格をとる

歯科助手として働きながらお給料を上げたいなら、資格を取得することをおすすめします。

歯科助手におすすめの資格は、以下の通りです。

  • 歯科助手向けの認定資格
  • 医療事務管理士歯科助手専門員
  • 歯科医療事務検定

歯科医院によっては、資格を取得することで資格手当を支給してくれるところもあります。

特に、患者さんとのコミュニケーションや治療のカウンセリングについて学べるトリートメントコーディネーターは、積極的に採用する歯科医院も増えています。

資格手当の支給がなくとも、資格取得に向けて努力する姿勢は、誰かが見ていてくれるもの。

頑張りを認められて、昇給してもらえる可能性もあります。

また、今後も歯科助手として転職したいと思ったときに役立つのも嬉しいところですね。

dStyleでは、歯科助手が取得できる資格を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

歯科衛生士・歯科助手向けの資格一覧はこちら
歯科助手向けの資格一覧はこちら

② 勤続年数を増やす

地道で長い長い道のりにはなりますが、ひとつの歯科医院に長く勤めることも、お給料をあげるためにできることです。

歯科医院の昇給制度は、長く勤めれば勤めるほど上がることが多いもの。

ひとつの歯科医院で長く勤めると、働いた期間だけ昇給を見込めます。

今の歯科医院が長く勤めたいと思える歯科医院の場合は、地道に頑張ることが、お給料をあげるいちばんの近道になるかもしれませんね。

③ 転職する

日本にはたくさんの歯科医院があります。

自分のスキルに自信があるなら、さらに良い条件の歯科医院を目指して転職するのもひとつの方法です。

歯科医院によって忙しさや仕事の範囲は変わりますが、基本的な仕事内容は変わりません。

自分の働いている歯科医院と比べながら、より良い条件の歯科医院へと転職し、働く環境をグレードアップするのもおすすめですよ。

しかし、歯科医院によっては家賃補助があったり、セミナー補助制度がある場合もあるため、単純に手取りのお給料だけでは判断できないもの。

転職の際は、条件や環境、働きやすさなどについても、しっかり見極めてくださいね。

6.まとめ

今回は、歯科助手の給料について解説してきました。

歯科助手の仕事は専門的でやりがいもありますが、歯科衛生士などの有資格者と比べると、給料が低いのが現状です。

しかしながら、資格取得や、長く勤めることでお給料をあげていける可能性も十分にあります。

自分のライフスタイルと相談しながら、より良い職場で働けるように模索していきましょう。

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