歯科求人票の「わからない」を解決! 第2回 誰がやっているかを確認してわかること

仕事を探している歯科業界のみなさんにとって、「求人票」って情報収集のためにとても大切ですよね。

一方で、大切であるものの、中身の詳しいことはよくわからなくて困っているという声をよく伺います。
dStyleではそんなみなさんの声にお答えし、求人票を徹底解説!

それぞれの項目を正しく知ることで、本当に自分に合った職場選びにつなげていきましょう。

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第2回は、申込者情報(その1)についてです。

「誰がやっているのか?」を確認することで、“何がわかるのか?”を理解していきましょう。今回解説するのは、こちらの部分です。

歯科求人票の「わからない」を解決!

施設名(医院名)

注目するポイント
医院の名前に医療法人がついているか、いないか

基本的に、医院の名前だけで応募者にとって有利か不利か、良いか悪いかが決まることはありません。

ただ一点だけ、医療法人がついている医院は、法律上必ず社保=社会保険(健康保険・厚生年金)完備です。(社会保険については、もう少し後の回で解説します!)

それを覚えておくだけでも良いのではないでしょうか。

代表者名

注目するポイント
院長先生の名前

歯科医院はその多くが5〜15名ほどの規模です。組織長であり、毎日近くではたらく院長先生がどういった方かということはとても大切です。
名前から経歴を検索するなどして院長先生のことをよく知り、自分との共通点をイメージしてから行動に移しましょう。

  • 得意な診療が自分の興味のある分野か?
  • 出身大学は?周りに先生の人柄を知っている人はいないか?
  • SNSでどのような発信をしているか?それは共感できる内容か?

担当者名

注目するポイント
どんな人が担当者か

担当者の名前から事務長や採用担当の方がいるかどうかを判断しましょう。

事務長や採用担当の方がいるということは、採用について専任で考えている方である可能性が高いため、しっかりと問いを投げかけられる面接になることが予想されます。

一方で院長先生や、院長先生のご家族、受付などのスタッフさんが担当の場合は、普段の業務とかけもちで採用担当をされているということ。面接で聞かれることは、その人次第、といったところでしょうか。

「いやー、面接でそんなに詰められると困る、簡単に終わるところがいいな」と思う気持ちはすごくわかります!
でも、丁寧なコミュニケーションを取らずに入職を決めて、入ったあとに「こんなイメージじゃなかった」「もっと色々聞いておけばよかった」となってほしくないのです。

設立年月日

注目するポイント
開設から何年か?

できるだけ新しい歯科医院のほうが良いと思う方が多いのではないでしょうか。それはよくわかります!一方で、開設年が古いからというだけで検討から外すことはもったいないです。

ホームページでリニューアルをしているか?清潔に保たれているか?を確認することで、むしろ医院の印象が良くなることもあります。
あくまで開院してからの年数と、今の状態に違和感がないかを確認するようにしましょう。

誰がやっているかを確認してわかること

いかがでしたか?

歯科で仕事を探すみなさんが少しでもマッチした職場を選べる、その一助になれば嬉しいです。

もし個別に質問がある方は、dStyleエージェントまでお気軽にお問い合わせください!

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おしえて!dStyle 歯科求人票の「わからない」を解決!

第1回 求人票をおさらい!5つに分割してみよう
第2回 誰がやっているかを確認してわかること
第3回 どこでやっているかを確認してわかること
第4回 どのくらいの人数でやっているかを確認してわかること
第5回 どのくらいの仕事量かを想像しよう
第6回 試用期間ってなんだろう?
第7回 お給料徹底解説!① 額面と手取りって?
第8回 お給料徹底解説!② 手当、手当、手当
第9回 勤務時間・休日徹底解説!
第10回 社会保険、徹底解説!
第11回 歯科だけの保険「歯科医師国保」ってなんだ!?
第12回 研修やセミナーも福利厚生なんです
第13回 福利厚生についてのこぼれ話
第14回 意外に大切!キャリアに直結する診療科目
第15回 業務内容「歯科衛生士業務」を紐解きます
第16回 求人票でわからないこと、でも知りたいこと
第17回 さいごに〜選考の進み方を確認しよう〜

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