石膏を上手く流す方法
1年目の歯科衛生士です。
石膏がうまく流せません。
気泡が入ったり、最後盛る時に石膏が固まってしまい、綺麗に盛れません。
教科書やインターネットで調べて書いてある方法でも試してみたのですがなかなか上手くいきません。
コツやアドバイスあれば教えてください。
2コメント
2020/11/06 12:53:15
1.匿名 2020/11/06 21:50:13
・気泡が入る理由
練和時の脱泡が不十分、盛るときに一気に多量の石膏を流しすぎている、色んな方向から石膏を流してしまっている、印象物が濡れている
・石膏が固まってしまう理由
混水比が合っていない、盛るのに時間がかかりすぎている
①印象物をエアーで乾かして水気をしっかり飛ばす
②正しい混水比で石膏と水を練和する
③バイブレーターでよく脱泡する
④印象物の遠心端から一方通行で少しずつ石膏を流していき、まず歯頸部まで手早く埋める(流している方向に合わせてトレーも少し傾けながら。スパチュラに石膏を取ったらまずバイブレーターにスパチュラ自体を一瞬当てると石膏がゆるみますので、ゆるんでから流し始めると良いです)
⑤歯頸部まで埋まったら残りの石膏を、少し多めでもいいのでスパチュラに取ってふんわりと乗せていき、印象物にバイブレーターを一瞬かけて印象物全体に石膏が行き渡るよう馴染ませる(トレーは傾けない)
あとはある程度こんもりになるまで盛って、石膏表面をかるくなでるようにならしたら終わりです。印象物にスパチュラを強くこすりつけたりするとアルジネートや寒天が変形したり気泡の原因になるので盛るときはふんわりと乗せる感じが良いです。
歯頸部までは気泡が入ったらまずいですが、歯肉部分はあまり気泡が入っても問題ないかと思うので、歯頸部に盛るところを特に慎重に、手早くやった方がいいかと思います。
頑張ってください。
2.匿名 2020/11/06 23:44:32
>1さん
ご丁寧にありがとうございます!
教えて頂いたポイントを意識して、綺麗に流せるよう頑張ります。